今回のWeb見学会は八ヶ岳の麓の薪ストーブのある平屋です。
【坪数、間取り】25~30坪 平屋 1LDK+小上がり畳
家の広さは延床面積27坪の平屋です。
平屋で延床面積27坪の場合、2~3LDKの家が多いですが、1LDKにしています。リビングと小上がりの畳スペースをつなげて広いリビングスペースとなっています。
【テイスト】和モダン
家のテイストとして和モダンです。
小上がりの畳スペース。
色味としては木と黒の色を上手く使っています。要所で深い赤系や青系の和のイメージが出る色も使っています。
小上がり和室(畳スペース)と掘りごたつ
完全にセパレートした和室ではなく、小上がりの畳スペースとしました。
セパレートした和室と違って、リビングを広く感じられるようになりました。
来客時には小上がりで眠ってもらうなどの用途も想定しています。
また、掘りごたつも設置しています。
↑小上がりについてはこちらの記事もどうぞ
和紙クロス
通常のビニールクロスではなく、和紙クロスを使用することで和のイメージがぐっと出ています。
和モダン=塗り壁のイメージも強いです。
しかし、塗り壁はコストが最初のコストが高くなりやすいことや、割れたときの補修のコストもかかるという金銭的なデメリット、また、選べる色が少ないということもあります。
和紙クロスは塗り壁と比べるとリーズナブルに、なおかつ非常に高級感のある和の空間を演出しやすいです。
【外観】ガルバリウム外壁の黒+木
外壁はメインをガルバリウムの黒にしました。
金属系の外壁であるガルバリウム鋼板の場合、片流れの形状との相性が良く、
「モダン」
「かっこいい」
「シャープ」
と言った外観を作りやすいです。
ガルバリウムだけだと堅いイメージになりやすいですが、木が入ることでかなりイメージが変わりますね。
玄関部分を造作の木製のルーバーで作っています。
遠くから見たときの印象の良さはもちろん、家に入る時、出る時に木の温かみが感じられます。
レッドシダー板張りの勾配天井
板張りの勾配天井でとても広い空間を作っています。
特に片流れの屋根の高い方の空間を勾配天井で高くしていますので、かなり高さのある広い空間になっています。
板張りの木の種類はウェスタンレッドシダーです。
レッドシダーは色味がランダムになるので、好き嫌いが分かれますが、とても味のある木の温かみのある空間となっています。
レッドシダーの勾配天井の家はこちらもどうぞ
アカシアの無垢フローリング
床はメインは無垢フローリングです。木の種類はアカシアです。
薪ストーブ周りにタイルを使って高級感のある空間が出来ています。
トイレはパナソニックのアラウーノ
トイレはパナソニックのアラウーノの上位機種を採用しました。
自動洗浄機能や選べる色の種類が豊富など、上位機種ならではの良いポイントがいっぱいです。
お客様が実際にショールームをまわって座り心地が良かったというのもポイントになりました。
薪ストーブ? 床下エアコン?
薪ストーブはキタジマの今はもう廃盤になったものを使っています。
家の断熱性能がかなり高いので、薪ストーブについては、暖房としてじゃなく、炎のゆらぎを眺めるために設置しています。
メインの暖房は床下エアコンを採用しています。