長野県で20〜25坪の平屋の価格は1500万円以内で建てられますか?

住宅

こんにちは、長野県の工務店エルハウスの福田です。
平屋の人気がすごいので平屋の記事を書くことが多いここ最近。
中でも多いのが、
平屋の価格は高いんですか?」というものです。
「コンパクトにすれば安い価格でも建てられますか?」
「どのくらいコンパクトにすれば2階建てより安く建てられますか?」
というご質問です。
今回は20〜25坪というコンパクトさに焦点を当てて、1500万円以内での建築が可能か考えてみましょう。

地域工務店なら30坪で税抜き1500万円の平屋は可能

まず、最初に回答になりますが、地域工務店の場合、1500万円以内の平屋は建築可能です。
30坪の平屋の場合、地域工務店であるエルハウスでは税抜きで1500万円ピッタリという金額になっています。
(※2020年、記事を執筆している現在の価格です。詳細はお問い合わせ下さい)

エルハウスは長野県茅野市という寒冷地の住宅会社なので、寒冷地仕様が標準です。

大手ハウスメーカーなどですと、この価格は難しいでしょう。
住宅の本体の価格は住宅会社によって大きく金額が変わるので、確認が重要です。

住宅会社によって平屋本体価格に含まれるものの金額が違う

さて、みなさん疑問に思うのが、「それ以外にいろいろかかるんじゃないの?」ということ。

もちろん、消費税がプラスでかかります。
消費税って結構良い金額しますよね。

また、住宅会社によってそれ以外にかかる費用もあります。
エルハウスの場合、確認申請費用や仮設工事費用、現場管理費用、照明、カーテンなどの費用は本体価格の中に入っていますので、標準装備のままであれば、建物本体に関してはこの価格のまま建築が可能です。

 

こういった費用が住宅会社によっては、金額に含まれていなくて、プラスで金額がかかる会社もあります。

早い段階で注意してチェックしておきたいポイントです。

逆にエルハウスでプラスでかかる費用は、銀行の融資手数料や、登記の費用土地の造成など、建築本体以外の費用はかかります。

また、オプションは、人によって変わりますが、全く何も付けないという方も中にはいらっしゃいますが、室内物干しや、エアコンなどを付ける方は多いです。
一般的には、あくまで目安ですが、10〜100万円程度の金額のオプションを付ける方が多いです。
また食洗機なども人気のあるオプションですね。
内装をこだわりたいという人の場合、勾配天井や無垢フローリングなどのオプションを選ぶ方もいます。内装は選ぶもので大きく金額が変わりますが、100万円程度見ておけばかなりのことが出来るというイメージでしょうか。ここは人によってこだわるポイントが違うので、
「予算○○円の範囲で、こういうイメージの内装に」
と言って頂ければ、ご提案させて頂きます。

20〜25坪の平屋の価格は税込み1500万円以内で可能?

さて、みなさん気になるのが税込み価格です。
消費税って本当に高いですからね。
25坪の平屋の場合、税込みで1500万円は可能かといいますと、残念ながら基本価格で13万円オーバーしてしまいます。
惜しいです。

また、オプションなどの金額も考えると、税込み+オプションで1600万円程度は予算をみておいた方が余裕があります。

20坪の平屋でしたら、建物本体価格1320万円(税込)ですので、オプションを入れても1500万円以内での建築も可能です。

20〜25坪の平屋の間取りの目安は?2LDK?3LDK?

坪数で話すと、実際の家の広さのイメージが掴みにくいという方も多いです。
アパートの2LDKの平均面積がおおよそですが、50㎡=15.15坪と言われていますので、20坪でも、アパートより広くなります。

3LDKのマンションの平均の広さ70㎡程度=21.21坪です。

アパートやマンションの間取りと一軒家の間取りは、玄関やトイレ、キッチン、お風呂の広さの考え方などが少々違います。
特にアパートでは玄関、トイレは小さい場合が多いです。

アパート、マンションでは限られた面積を有効活用することが重要ですので、実際に使う居室空間を少しでも広く、居室じゃない空間については最低限の広さで作っていくという場合が多いです。

もちろん、一軒家でも注文住宅であれば、そういう間取りは可能ですので、とにかく価格を優先して、
月の支払いがアパートの家賃と同程度の金額で、ほんの少しでも広くなるなら
という方は、アパートをベースにした間取りで家を考える方法もあります。
この場合は25坪以下でも3LDKが可能です。

いやいや、せっかく一軒家を建てるんだから、広々した玄関やリビングの家が良い
という方の場合、アパートより大きめで家を考えるのが良いでしょう。
この場合、3LDKですと25坪だと少し足りないかもしれません。(土地の形、居室の広さの要望などにもよります)

例えばですが、25坪でも玄関、各居室が6畳以上のゆったりした家を考えれば2LDKが良いでしょう。
子供部屋は4.5畳、主寝室は6畳の広さで作れば3LDKも可能です。
玄関やトイレ、LDKをさらにコンパクトにすれば25坪以下も可能です。

広さ=金額ですので、どこの部分を重要視して広く取りたいかを考えるのが大事です。

まとめ。20坪ならいろいろ込で1500万円以内、25坪だと税込本体価格でギリギリ1500万円出るくらい

20〜25坪の平屋は1,500万円以内で出来るかというお話でした。
答えは消費税やオプションなどを考えると25坪だとちょっと足が出るのが現実かなと思います。
逆に20坪までコンパクトにすれば、オプションを含めても1500万円で可能です。

小さくすればするほど安いですが、一番大事なのは、
「どういう家が欲しいか?」
というイメージです。
コンパクトでシンプルで不必要なもののない家は、不必要なものも買い込みませんし、掃除も楽ですし、メンテナンスコストも安く、土地も小さくても大丈夫とメリットが多いです。

しかし、「せっかくの一軒家」ということですから、ゆったりした広さにこだわりたくなる人も多いですね。

家本体の価格だけじゃなく、人生の他に使う予算、子どもの教育費なども合わせて、全体のバランスで考えると、自分たちが住宅に使いたい予算というのが見えて来るのでオススメです。