ガルバリウム鋼板屋根のメリット、デメリットの比較‼

住宅

こんにちは、長野県の工務店エルハウスの藤森です。

お家の屋根に使われている材質の一つに金属を用いた「金属屋根」があります。
金属屋根ではガルバリウム鋼板の屋根が人気になってきています。
ガルバリウム鋼板は各メーカーや商品によって特徴や性能が異なります。メーカーごとにメンテナンス方法や保証期間が異なります。
ですので、ガルバリウム鋼板の屋根はどれも同じというわけではありません。
ガルバリウム鋼板の屋根を選ぶときにはメーカーや商品性能を比較する必要があります。
今回はガルバリウム鋼板屋根特徴メリット、デメリットについてご説明します。

ガルバリウムって何?

ガルバリウムとは、外壁や屋根に使われる金属系の素材です。
外壁の素材としては金属系以外にも、窯業系のサイディングや塗り壁などもあります。

金属系の外装材とは?

金属系の外装材は金属系の板である鋼板で、屋根や外壁によく張られています。
金属の素材は「亜鉛メッキ(トタン)」や「」「ステンレス」「アルミ」そして「ガルバリウム」などがあります。
どれも金属の板(鋼板)ですが、表面のメッキが違い、それぞれに特徴があります。

費用対効果の観点から現在は「ガルバリウム」が最も使われています。

ガルバリウム鋼板とは?

ガルバリウム合板は主にアルミと亜鉛で構成された鋼板です。「ガルバリウム」や「ガルバ」「GL鋼板」などとも略されることもあります。
従来のトタンに比べてサビに強いという特徴があります。
一般的には0.35㎜厚の板がよく使われています。0.35㎜というと薄くて強度が無いように感じますが安心してください。ガルバリウムは1㎜未満の板厚でも丈夫でしっかりしています。

ガルバリウム鋼板のメリットは?

メリット①軽く地震の影響が少ない

日本瓦の約1/6の軽さで耐震性にも優れています
屋根は住宅の一番上にあるため、重量が重いと地震の時に不安定になりますので、ガルバリウム鋼板の軽さは耐震の観点でもメリットがあります。

メリット②地球に優しい素材

ガルバリウム鋼板はリサイクルもできるため、比較的地球に優しい素材です。

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メリット③錆びにくい

金属系の素材の弱点の一つにサビがあります。
しかし、ガルバリウムは一般的なトタンである亜鉛メッキ鋼板など、他の金属系の素材と比べ防錆性があります。

メリット④耐久性がよい

ガルバリウム鋼板の寿命は、サビなどで屋根が傷みやすい塩害地域でも15年、それ以外だと25年と言われています。他の外壁材と比較して、非常に耐久性が良いと言えます。

ガルバリウムのその他のメリット

・施工性がよい
デザインが豊富
コストパフォーマンスが高い
断熱材一体型商品がある
長期メーカー保証がある
・カバー工法による重ね葺きが可能(リフォームでコロニアル屋根の場合)などがあります。

ガルバリウム鋼板のデメリットは?

デメリット①防音性が低い

ガルバリウム鋼板は薄い金属なので、雨音は他の屋根材と比べて大きくなります。

デメリット②断熱性が低い

同じく金属製である為断熱性はほとんどありません。ただし、断熱材付きの商品も中にはあります。

デメリット③衝撃に弱い

ガルバリウム鋼板は非常に薄い為重いものが当たると凹みます

デメリットの対策方法

先ほどのデメリットで上げられた内容はメリットで紹介した断熱材一体型を使うことによって防音性・断熱性などカバーすることが出来ます。
また、長期メーカー保証やメンテナンスが他の屋根材よりも優れています。

まとめ

エルハウスの屋根材はGL鋼板を使用しております。
ガルバリウム鋼板の特徴をよく知りお家づくりにお役立てください。
またリフォーム工事にも優れた屋根材となっていますのでお家のメンテナンスやリフォーム工事にも使われます。エルハウスでもリフォーム工事、メンテナンス工事を行っていますのでお気軽にご相談下さい。

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