家づくりの順番⑤ 土地探し(入居の7~8か月前)

1年後に良い家を手に入れるために!

家を建てる会社、資金計画(予算組)ができたら、いよいよ土地探しです。

▽全体の流れについてはこちら
いつから始めればいい?家づくりを成功させる正しい手順と期間

「土地って一番最初に探すものじゃないんですか?」
と思う方も多いですが、一番最初に探すと、予算オーバーや住宅会社を選ぶのに時間をかけられなくて失敗するということが多いです。
ここまで順番通りに進んでいる方なら心配することはないでしょう。

それでは、土地探しについてみていきましょう。

土地探しにはどのくらい時間をかけるべき?

土地探しにどのくらい時間をかけるのが良いでしょう?
「待っていたら、もっと良い土地が出てくるかもしれない!
ということも考えると急がずに決めた方が良いのでしょうか?

これは諸説ありますが、基本原則は早い方が良いです。
確かに待っていれば、もっと良い土地が出てくる可能性はありますが、出てこない可能性もあります。
これに対して、家賃は必ず毎月払わないといけません
半年早く決めれば、半年分の家賃を払わなくて良くなります。

なので原則としては、今、売りに出ている土地の中で早く決める方が良い場合も多いです。

「もっと良い土地が出るかもしれない」と諦められない気持ちもよく分かります。
ですので、「〇月までは待ってみるけれど、そこまでには必ず買う」と自分たちの中で期限を決めて土地を探していくのが重要です。

YouTubeで見られる家づくり勉強会

実際の土地の探し方

実際の土地の探し方については、いくつかの方法がありますが、すでに建築会社が絞れている人の場合、担当者の人に相談してみると良いでしょう。
特に土地は地域によって特色もあります。
例えば、長野県、特に諏訪湖周辺であれば、土地を探すときに地盤改良の予算などについて考慮する必要があったり、岡谷市のように準防火地域で追加で予算がかかるうかなど。
地域特有の考慮すべき点はいくつもあります。

建築会社は建物を建てる方が専門ですが、それまでにたくさんのお客様の土地探しも手伝って来ていますので、プロ特有のあの手、この手のノウハウやテクニックがあるでしょう。

不動産屋さんに買いに行く?

土地については不動屋さんに聞くのが良い場合もありますが、実際に家を建てる住宅会社さんに相談するのがおすすめです。というのも、不動産屋さんは建物については専門ではないので、その土地にお客様の希望のプランの建物が建つかどうかが分かりません。
実際に購入する時には不動産屋さんを通して購入しますが、どの土地を買うか探す段階では、不動産屋さんではなく、住宅会社にアドバイスをもらいながら探していくのも重要です。

土地探しで実際に多い失敗事例

土地探しでの実際によくある失敗事例について知っておきましょう。
知らないで探すと怖いですよ。

水道が入っていなかった!+100万円⁈

土地の中に水道が入っていない場合、土地に水道を引っ張る工事が別途必要になります。
「え?水道って自治体がそれぞれの土地に引っ張てくれているんじゃないの?」
上水道、下水道、都市ガスなどは、自治体はやってくれません。
売っている段階で、すでに上下水道、都市ガスが入っている場合には問題ありませんが、入っていない場合は買主負担となります。
金額はどの程度の距離や深さを掘るか、またアスファルトをはがさないといけないかなどの条件次第ですが、100万円を越えることもあります。

地盤改良の予算を考えていなかった+50~200万円

地面が緩いと土地を補強するための地盤改良工事が必要になります。
長野県だと特に諏訪湖周辺が地盤が弱く、かなり高額な地盤改良工事が必要になることもあります。

土地に予算を振り過ぎて、家にかけられる予算が・・・

一番多いのが、このパターンです。
家の金額、銀行や行政などに支払う諸費用などの予算計画を立てずに土地を買うと、
「あれ、予算が足りない・・・」
「家を小さくしないと・・・」
ということになりがちです。

また、ごく稀ですが、無理な住宅ローンを組んでしまい、家を手放さないといけなくなる人もいます
住宅ローンの失敗の理由は様々ですが、予期せぬ出費や、収入の減少、人生いろいろあります。

土地探しが上手く行けば!

土地探しが上手く行くか、失敗するかで、家づくりは大きく左右されます。
そして、土地が見付かったら、いよいよその土地にに合わせて間取り、プランを打ち合わせて、家が建っていきます。

松本諏訪地域で良い家をコスパ良く建てるならエルハウス
タイトルとURLをコピーしました