こんにちは、編集長の福田です。
「家って何歳までに建てた方が良いですか?」
「早ければ早い方が得なんですか?」
という質問を頂いたので、今回はそんなお話をしてみようと思います。
早ければ早い方が良い?
昔はあまり早い方が良いという考えはありませんでしたが、
昨今はローコスト住宅など手頃な価格で家を建てられる会社が増えたこともあり、若い人でも新築で家を建てる人が増えました。
銀行も自己資金(頭金)なしでも融資してくれる場合も増えました。
また、アパートの家賃を払うなら早く家を買ってしまった方が良いと考える人も増えています。
しかしながら、本当に早ければ早い方が良いのか?というのは誰しも疑問に思うところでしょう。
次のような条件が揃っていれば、若い間に早く建てる方がメリットは多いです。
・結婚して子どももいる。
・転勤がない。
・転職する予定もない。したとしても、県外などには出るつもりはない。
「縁起でもないことを言うな」と言われるかもしれませんが、家を建てた後に困ることとして、離婚があります。
その点、子どもがいれば、離婚のリスクは比較的低くなるでしょう。もちろん、可能性はゼロではありませんが。結婚して子どもがいるなら、早くに家を建ててしまうのはメリットが大きいと言えます。
転勤、転職、つまり、やむを得ない引越しのリスクについても考える必要があります。
特に若い間は、本当にその仕事が自分にとってベストなのかというのは、なかなか分からない場合もあります。
子どもが小学校に入るまでに?
子どもが小学校に入るぐらいまでに家を建てたいという方も多いです。
これは子どもを転校させたくないという想いから来ます。
しかし、幼稚園、保育園の頃から子どもは友達を作ります。
小学校に入るまでよりは、子どもが物心付く前に、赤ちゃんの頃から家づくりを始めてしまう方がメリットはあります。
しかし、子どもが小さいうちに家を建てると、壁や床に落書きされたりするというデメリットもあります。
すでに子どもがある程度大きくなっている場合
判断が難しいのが、子どもがすでにある程度大きくなっている場合です。
例えば高校生の子供などが一番難しいですね。
高校を卒業したら、大学に行くか、仕事をするかなどで、実家を出る可能性も高いです。
かと言って、特に兄弟がいる場合、どちらかだけに部屋を与えないわけにもいきません。
子どもが数年以内に家を出ることが間違いない場合は、子供が出るタイミングまで待って、
夫婦の老後のためのコンパクトだけれど、内装などにこだわった、住心地の良い家を考えてみるのも良いかもしれません。
まとめ。引っ越しのリスクや子どもや家族の年齢を考える
家を建てる年齢についてでした。
まず第一は子どもの年齢でしょう。
実際、小学校に入った後ですと、転校などの兼ね合いが出てくるので難しくなる場合が多いです。
アパートを探すのと違い、土地を探す場合、学区が絞られると、土地探しで難航する場合も多いです。
高校生まで大きくなっていれば、あと数年子どもが家を出るのを待つことも現実的ですが、小学校くらいですと待つわけにもいかないでしょう。
そう考えると親の年齢より、子供の年齢を基準に考えるのが大事ですね。