こんにちは、信州ライフ&ハウスWebマガジン編集長のふくだです。
コロナで在宅勤務が増えたことで、家事をすることが増えました。やはり家にいるなら、せっかくなので家事も協力した方が家庭円満につながりますからね。
男の家事って大事だと思います。
家を建てる時にお金の見直しをする家庭も多いですが、家事の見直し、分担の見直しをするのも個人的にはオススメです。
今回は、あまり家事が得意ではない僕がやっている、家事が苦手な人でも出来る、簡単だけど家族に喜ばれる家事の話です。
【料理】昼ごはんに焼きそばを作る
焼きそばを作るのは簡単です。
家事が苦手な男の人でも、大抵の人がその気になれば出来ますよね。
作り方は簡単。
キャベツとにんじん、豚肉かウインナーを切る。
フライパンで炒める。
三玉で百円の焼きそばを入れる。
焼きそばに付いている粉をかけてまぜる。
おしまい。
はい、説明するまでもなく簡単ですね。10分で出来るので仕事に差し支えることもありません。
旦那さんの在宅勤務で奥さんが嫌なことと言えば、
「昼ごはん作ってあげないといけないの?」
ということじゃないでしょうか。
逆に、
「任せといて! 君の分も作ってあげるよ!」
となれば、喜ばれます。(自分のご飯くらい自分で作るのは当たり前といえば当たり前なのですが)
とは言っても毎日焼きそばというわけにもいきませんが、ちょくちょく作ると喜ばれます。
大事なのは自分から手を上げて、「おれ、作るよ」と提案することですね。
目玉焼きを上に乗せてあげれば、より良いですね。
在宅勤務じゃない人でも休みの日に、「おれ、今日、昼ごはん作るよ!」は喜ばれます。
「焼きそばなんて簡単なものじゃ、喜ばれないでしょ」
僕ら男はついついそう考えがちですが、ごはんを一食準備しなくて良いっていうのは、意外なまでに喜ばれますよ。
【料理】味噌汁を作るのも簡単で喜ばれる
家事が苦手な男の人が、無理をして料理をしようとすると失敗の元ですし、継続しません。
大事なのは簡単だけど喜ばれることをするということです。無理は禁物です。
味噌汁も簡単です。ただの味噌汁じゃなく、具が多めでおかずの一品になる味噌汁を作ると良いですね。豚肉を入れて、豚汁っぽい感じにすればいいでしょう。
具だくさん味噌汁があるだけで、奥様はおかず一品楽できます。
味噌汁の作り方も簡単ですね。
冷蔵庫の野菜を適当に出す。
切る。
鍋に水と一緒に入れる。
火をかけて、豚肉なんかも入れる。
適当に味噌を溶く。
完成です。
やはり、自分から手を上げて「おれ、味噌汁作るよ!」と自分から動くのが良いですね。
さらに言えば、味噌汁は無言で勝手に作っておいても、どんな料理とでも合わせられますので、積極的に作っていくと良いと思います。
【料理】クックドゥーの麻婆豆腐とチルドの餃子で自宅でテンホウ?!
簡単お料理シリーズで僕がオススメなのはクックドゥーの麻婆豆腐とチルドの餃子です。
クックドゥーの麻婆豆腐は、ちょっとお値段は高いのですが、すごく簡単で、美味しいんです。
安い麻婆豆腐の素だと、片栗粉を水に溶かしてとろみをつけたりしないといけないのですが、クックドゥーは入れるだけ!簡単で、美味しいんです!値段しますが、価値があります!
あっという間に自宅がテンホウみたいな気分になれるかもしれません。
これも作り方はとっても簡単です。
豆腐とネギを切る。
フライパンにクックドゥーを入れる。
豆腐とネギも入れて、程よくからめる。
完成。
餃子はフライパンで焼くだけですね。
焼きそば、味噌汁と違って、夜ご飯でも戦えるメニューですね。
【掃除】コードレスの掃除機に買い替えて、見えるところに置く
掃除も積極的にやっていくと良いですよね。
ただ、掃除機をかけるのって結構面倒くさいですよね。
特に、僕もそうなのですが、
「え?別に汚れてないから良いじゃん」
と男の人は思ってしまいがちです。
汚れていないのは奥様が日々、掃除機をかけてくれているから汚れていないのです。
奥様にとって、掃除機=汚れないように定期的にかけるもの。
多くの男の人にとって、掃除機=汚れを掃除するためにかけるもの。
こういう認識のズレがあるので、多くの家庭で、
「あなた、掃除機くらいたまにはかけてよ」
という会話は途絶えないのです。
理屈は分かったって、やっぱり掃除機をかけるのは面倒くさいと感じますよね。
でも、試しに掃除機をコードレスのものに買い替えてみて下さい。
(うちの場合、偶然、それまで使っていた掃除機がコードが接触不良を起こしていたので買い替えたのですが)
物凄く楽になるので、掃除機をかけるのが全く面倒じゃなくなります。
想像以上にコードレスの掃除機の力は偉大です。
さらに、僕が個人的にオススメなのは「掃除機は奥にしまわない」ということ。
すぐに手に取って掃除出来るところに置いておくと、意外と男の人もちょくちょく掃除をしてくれるようになります。
奥にしまってしまうと、「出すのが面倒くさい」ってなっちゃうんですね。
そういう点で、僕はダイソンの掃除機がオススメです。
見えるところに置いといても、
「あ、ダイソン使ってるんだ」
ということで、見えていてもOKな家電だと思います。
もちろん、大事な来客の時にはしまっておくのが良いと思いますが。
ダイソンは月額1000円で使えるサービスもあるので、気になる方は試してみるのも良いと思います。
【掃除】ルンバじゃダメなの?
お掃除ロボットのルンバも良いのですが、家事で大事なのは心です。
家族がお互いのために、家を綺麗にする、そういう心が温かい家庭を作ってくれるんじゃないかなと思います。
実際、私も最初、
「え、掃除するの嫌いだからな。ルンバ買うか?」
と提案したのですが、やっぱりそういう問題じゃないみたいですね。
もちろん、ルンバも家が綺麗になるので良いと思いますが、家事はやっぱり心が大事だと思います。
家事の分担を理論的に明確にして男を動かす
料理、掃除以外にも家事はいろいろありますが、重要なのは分担を明確にすることです。
特に重要なのは、男の人を動かすときには理論武装すると良いです。
(この記事を読んでいる方が男性であれば、家事をする理由を自分が納得できる理論で考えるのが大事です)
男の人は理論でものを考え、女の人は感情で考えるという傾向があります。
「ちょっとは家事も手伝って欲しい」
というのは感情でのお願いです。これはなかなか男の人は動きにくいです。
家事を分担する理由、メリットを理論で話すのが大事です。
夫婦のどちらかが、
「家事を手伝ってあげている」
という気持ちを持つと、家事はどちらかの負担が大きくなってしまいます。
家事は家のことです。
住む人みんなのための仕事です。
ですから、住んでいる人はみんな分担して働く義務があります。
ここを明確にすることがとても大事です。
「オレは昼、会社で仕事をしているんだ」
という男の人は、今、減ってきていますが、やはり少なからずいますよね。
奥様の方がメインで収入を得ている家の場合は、逆のパターンもあるでしょう。
でも、昼間、会社で仕事をしている間も、奥様は家で家事や育児をしたり、パートをしていたり、あるいは正社員で働きに行っていたり、当然ですが、何かしらの労働をしているのです。
昼間、頑張って働いているのは、どちらも同じなのですね。
だから、家にいる時に家事をしないといけないのは、男の人も女の人も平等であるべきです。
ただ、得意不得意はありますので、時間と仕事量、出来る家事の範囲を考慮して、こういうことは旦那さん、こういうところは奥様、ここはどちらもやると相談するのが大事です。
明確に一週間の家事をリストアップして、分担していくのも良いでしょう。
さらに言えば、「でも、あなたは家事が苦手だから、難しいところは私が多めに分担してあげるね」と釘をさすと、旦那さんは「自分の方は少なくしてもらっているから、せめてその分担は頑張ってみよう」と思えるかもしれません。
ちょっと面倒臭いように聞こえるかもしれませんが、男の人はこういう理屈、理論で説明してもらう方が納得しやすいです。
男の人も「出来れば家事を手伝ってあげたい」という心理はいくらかあります。
これを「手伝ってあげる」じゃなく、「やるのが義務、仕事。それによって家が平和で明るくなる」というところに進めてあげて、「やって当たり前、自分たちの家だから」という考え方になると良いですね。
家事をしてもらう、してあげる、という考え方じゃなく、お互いに自分たちの家のことを、お互いのためにするという考え方ができれば暖かな家庭になりそうですよね。
まとめ。家事で家の中を明るく暖かに
在宅勤務をきっかけに家事をちょっと頑張るようになったふくだのお話でした。
僕の場合、コロナウイルスでの在宅勤務がきっかけでしたが、実際にはコロナウイルスは関係なく、家族が全員楽しく幸せに暮らす上で、家の仕事を分担するのはとても大事です。
僕は住宅のことが専門なので、お客様の家を考える時に、家事の動線、家事がしやすい間取り、などのことも考えます。でも、家の間取りも大事ですけど、一番大事なのはその中に住む家族が協力して家事をするかどうかの方が大事じゃないかなと思います。
(もちろん、家事がしやすい間取りは便利ですし、大事です)
家を建てる時には支出や貯金、保険の見直しなどをする人も多いですが、家事の分担も家を建てるのをきっかけに見直してみるのも良いかもしれませんね。