注文住宅で選べるキッチンメーカーの比較とオススメ!

住宅

こんにちは、松本・諏訪地域の工務店エルハウスのふくだです。
注文住宅を建てるときに悩むポイントの一つがキッチンですね。賃貸などで暮らしているとどこのキッチンのメーカーかなどあまり気になりませんが、注文住宅で選べるとなると、どこのキッチンメーカーが良いか悩みますよね。
リクシルクリナップタカラTOTOWOODONE(ウッドワン)など、システムキッチンのメーカーを比較、それぞれのオススメポイントを見ていきましょう。

リーズナブルで王道!リクシルのキッチン

リクシルはキッチン以外も幅広くやっている大手企業ですので、キッチンも金額がリーズナブルで選びやすいです。
ラインナップとしてはリシェル、シエラ、アレスタがメインラインアップですね。
リクシルのキッチンは選べるデザインが多く、シンプルなデザインのものから凝ったものまで、オプションも含めると実に様々なデザインを選べるので、部屋の雰囲気に合ったキッチンがきっと見つかるでしょう。いろいろな住宅建材を作っているメーカーなのでキッチンだけじゃなくカップボード(食器棚)も選択肢が広いですね。

もちろん、アイランドキッチン、ペニンシュラキッチン、L型キッチンなど一通り形状もあります。

性能面でも、排水口のお掃除が楽チンな「くるりん排水口」や換気扇の掃除が少なくて住む「よごれんフード」など、さすがの大手メーカー、一通り欲しい性能は揃っていますね。

ステンレス!キッチンの大御所クリナップ

キッチンと言えばクリナップという人もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
クリナップは日本国内のキッチンメーカーの中でも老舗ですね。システムキッチンを日本で最初に出したのがクリナップです。
ですので、他メーカーと比較してキッチンに対してはこだわりがあるメーカーですし、料理が好きという人からも人気の高いメーカーです。

クリナップの1番の強みはステンレスですね。
ミドルグレードのステディアでもキッチンのフレーム部分までステンレスです。
ワークトップがステンレスというのは普通ですが、フレームがステンレスっていうのはかなりのこだわりですね。(もちろん、人工大理石のワークトップなども選べます)

機能面についても換気扇部分を全自動で洗える「洗エールレンジフード」や、シンクのゴミが水の流れだけで簡単に流れる「流れーるシンク」、ステンレスの汚れをはじく「美コート」など、料理好きには嬉しい性能も多いですね。

ホーローのキッチンならタカラ

タカラのキッチンを他メーカーと比較するポイントはホーローでしょう。
ホーローとは、金属の表面をガラス質の釉薬を表面に吹き付けたものですね。
ガラス質なので、とにかく汚れに強いです。特にキッチンの汚れと言うと油の汚れ。とにかく掃除が楽です。
また、熱や傷にも強く、耐久性もあります。
ガラス質の内側は金属なのでマグネットが付くのも嬉しいポイントですね。
また、見た目も綺麗ということでホーローのキッチン用品が好きという方も多いんじゃないでしょうか。

水回りといえばTOTO

日本人でTOTOを知らない人はいないんじゃないでしょうか。そう、あのトイレのTOTOですね。ちなみにTOTOと並んで良く目にするトイレといえばINAXですが、INAXはリクシルのトレイのブランドですね。

さて、トイレのイメージの強いTOTOですが、キッチンも人気があります。
まず、見た目が美しいということがよく言われますね。
さらに、水回りの使いやすさもさすがのTOTOです。公共のトイレなどでもTOTOのセンサー式の水道ってみなさん見たことがあるでしょう。やはりキッチン周りでもセンサー式のタッチレス水栓がありますね。
シンクのゴミが自然に流れる滑り台シンクなど、水回りのことを知り尽くしているTOTOならではの性能が光ります。

無垢の木材にこだわるならWOODONE(ウッドワン)

WOODONE(ウッドワンのキッチンはとにかく無垢の木です。
ウッドワンのキッチンは本当にお洒落ですよね。
その分、値段的には良いお値段しますが。
もう、ウッドワンの説明はその一言で終わりといってしまっても良いですね。
他のメーカーも木目調の扉などを選べますが、とにかく本物の木にこだわりたいという人はウッドワンですね。

オススメのキッチンメーカーはまだまだ

文字数の関係で全てを紹介できませんが、他にもキッチンメーカーはたくさんありますね。

シンプルで美しいステンレスのデザインならサンワカンパニーキッチンがカッコイイですよね。
ガス給湯器で有名なノーリツもキッチンを出しています。焼く、煮る、蒸すが出来るマルチグリルも特徴的です。
家電製品で有名なパナソニックのキッチンも人気があります。というか、他のキッチンメーカーでもIHはパナソニック製かヒタチ製というところが多いですね。パナソニックのキッチンで人気の性能は3口のコンロが全て横に並んでいるトリプルワイドIHですね。

高級だけどかっこいいカスタムオーダーキッチン

既製品のキッチンは使い勝手も良く、値段もリーズナブルということが最大のメリットですが、中にはキッチンはこだわりたいので金額はかかっても良いという方もいるでしょう。
そういう方にはカスタムオーダー系のメーカーの製品もおすすめです。
キッチンハウスアムスタイルクチーナなどが有名ですね。
高級ですが、かっこいいですね。

カスタムキッチンメーカーがオススメなのは2列キッチンなど独特のレイアウトにしたい人ですね。
既製品のキッチンでも、オプションでレイアウト変更は出来ますが、逆にカスタムオーダーよりも高くなってしまうこともあります。

キッチンハウスのグラフテクト

カスタムオーダーキッチンの高級メーカーといえばキッチンハウスというイメージがある人も多いでしょう。
憧れるけど、さすがに高過ぎるという人は多いでしょう。
そんな人にはグラフテクト(GRAFTEKT)がオススメです。
グラフテクトはキッチンハウスのセカンドラインという位置付けになります。
キッチンハウスはほぼフルオーダーに近い選択肢でしたが、グラフテクトはある程度ラインナップを絞ることで手頃な金額を実現しています。
それにしても、普通のキッチンメーカーと比較すれば、かなり選択肢も多いですし、高級家具のような美しさのあるキッチンばかりです。
特にアイランドキッチン、2列型キッチンなどがリーズナブルっていうのは良いですよね。

まとめ。それぞれのメーカーにオススメポイントがある

いろいろなキッチンメーカーの比較でした。
筆者個人としては、最後に紹介したグラフテクトがかっこいいなー、欲しいなー、などと最近思ったりしつつです。なにせ基本的なものは高級メーカー、キッチンハウスと同じですからね。金額も手頃です。
ただ、キッチンメーカー希望小売価格実際に住宅会社から買うときで仕入れ値の問題などからメーカーによって大きく金額が変わるのも注意しないといけないポイントです。グラフテクトもメーカー希望小売価格はかなり抑えられていますが、実際に標準から変更して取り付けるとなると差額が大きくなるということがあります
なので、基本は住宅会社の標準で選べるところから選ぶのが金額的にはリーズナブルですね。
その辺りは家を建てる会社さんとしっかり相談するのが良いですね。
どのメーカーも使い勝手などそれぞれ工夫が凝らされていますので、好みに合ったキッチンが見付かると良いですね。