リビングなど家の中に付ける室内窓のメリットとは?

室内窓 住宅

こんにちは、長野県の工務店エルハウスの藤森です。

お家作りで間取りを決める際やリフォーム工事の際に、明るく風通しの良い家に住みたい!とお考えの方も多いと思います。また、プランニング上でどうしても光を取り入れる事が難しかったり風通しが難しい場合に採光や通気の問題も解決してくれて機能的だけでなく、オシャレな見た目も特徴の「室内窓」を取り入れる方が増えてきています。今回は「室内窓」を使った事例をご紹介します。

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「室内窓」とは?

室内窓とは、屋内のふたつの部屋の間仕切り壁につける窓のことです。壁全体を取り払うことなく二つの部屋の空間をつなげる役割を果たします。家の中の採光や風通しをよくする実用的なタイプから最近ではインテリア性の高いタイプまで多種多様ですので、インテリアとして取り入れる方も増えてきています。

「室内窓」のメリット

光を通す

室内窓を取り入れる多くの理由が、「暗くなってしまう部屋に光を取り入れたい」と多くの方からご相談いただきます。壁で仕切ってしまうと光が届かず暗い部屋になってしまいます。

部屋を広く感じさせる

また、小さい部屋ですと、室内窓を取り入れる事により開放的な空間も確保できるというメリットがあります。たとえば4.5畳以下の寝室などでも、室内窓を吹き抜け部分につなげることで、かなり開放感を感じられます。

風を通す

室内窓の開閉タイプですと風通しが良くなることは大きなメリットです。窓のない部屋でも他の窓のある部屋との間に室内窓を設置する事により空気の流れができて換気をする事ができます。風通しを主な目的とするのであれば室内窓の高さを壁の高めの部分に設置するとより効果的です。

家族の様子が見れる

室内窓を設置する事によりお家の中の見通しもよくなります。「キッチンとリビング間に設置する事により家事をしながらお子様の様子が見える安心」といった理由で室内窓を取り入れる方も多いです。室内窓がある事によりいつでも家族の気配を感じられ、安心感も得られます。

室内窓を活用した施工事例

キッチンの壁への施工事例

室内窓

キッチンの壁に施工した事例です。
窓の向こう側はスキップフロアになっています。
スキップフロアでお子様が勉強している気配を感じられます。またキッチンへの明かりとりとしても使用しています。

リビングとダイニングの間の施工事例

室内窓

リビングとダイニングの間に施工しました室内窓です。
リビングとダイニングを間仕切った事により暗くなってしまったスペースを室内窓を設置する事で明るさを確保しました。

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室内窓の種類は?

内装建材にあたる室内窓には大きく2種類があります。どのような特徴があるのか、その特徴を活かした使用方法をご紹介します。

開閉タイプ

開閉タイプには開き戸引き戸押し出しのものがあります。どれも通常の建具同様に開け閉めができます。従来から室内窓として馴染みのある開閉タイプはリビングと廊下子供部屋と階段、最近では寝室と吹き抜けなどで使用される事が多いです。開閉タイプですので風通しを目的として使用します。

FIX窓タイプ

FIX窓とは開閉タイプの逆に開かない窓のことFIX窓といいます。FIXとは英語で「固定する」といいます。光を取り込む為の窓になります。小窓のような細長いタイプから光を効率よく取り込む為に様々な形状の物があります。また、形状が異なる物を組み合わせて使うこともできます

室内窓のガラスや枠の種類

室内窓に使用されるガラスや枠には様々な種類があります。
目的やデザインで自分にあった最適なデザインを選びましょう。

木の温もりが感じれる窓枠

窓枠を木にすることでどこか懐かしい暖かい雰囲気のデザインになります。
窓ガラスを透明にすることで空間も広く感じられます。

アイアン窓枠

黒アイアンを使用するとアイアンにしか出せない味わいがでます。機能性もデザイン性も両方を取り入れる事ができます。また、最近ではメーカーでもインテリア室内窓として既製品が売られています。

ガラスにも種類があります。選ぶガラスで雰囲気や用途が変わってきます。

  • 透明ガラス
  • チェッカーガラス
  • カスミガラス
  • ステンドグラス
  • エッチングガラス
  • アンティークガラス
  • モールガラス・・・etc

主に使用されるのは透明ガラスかカスミガラスの2種類が多いです。
透明ガラスは一般的なガラスになります、空間を広く見せ人の気配を感じられる室内窓になります。
一方、カスミガラスはガラスの面に凹凸を加工しています。人の気配は感じたいがプライバシーは守りたい方や光は取り入れたいが透明ガラスは好まない方におすすめです。
室内窓以外の窓にも使用されています。

室内窓を採用する際の注意点

・目的を明確にすること

室内窓を採用する際はまず、目的を明確にしましょう。採光や通風の確保なのか人の気配を感じれるコミュニケーション目的なのかまた、空間のデザインとして取り入れたいのかしっかり検討してプランニングしましょう。

目的に合わせて開閉タイプかFIX窓タイプかデザインを考えましょう。

まとめ。目的を伝えて良い室内窓を。

室内窓をお考えの方は工務店・ハウスメーカーに目的をしっかり伝えプランニングしてもらいましょう。また、リフォームの場合は構造上問題内科を確認してからリフォーム行いましょう。

エルハウスではその他にも参考になる施工例を更新していますので、ぜひ、ご覧ください。

 

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