【長野県のサイクリスト】玄関土間でロードバイクをかっこよく飾る!

住宅

こんにちは、長野県の工務店エルハウスのふくだです。
今回は昨今人気の土間のある家についてです。土間というと昔の家というイメージもありましたが、昨今は屋内なのに屋外っぽい空間ということで人気が上がっていますね。
長野県ロードバイクで走るのに良いルートがいっぱいありますからね。余談ですがMTBの極上トレイルも満載ですよね。
今回は特に趣味でロードバイク、自転車をしている人のために、かっこよくロードバイクを飾れるような土間について考えてみましょう。

趣味のロードバイクはとにかく場所を取る

ロードバイクって場所を取りますよね。
「え? なんで自転車なんか家の中に持って入るの?」
と自転車が趣味じゃない人には思われるかもしれませんが、自転車が趣味の人にとって外に野ざらしなんて想像もできないですよね。

実は、筆者は建築の仕事をする前はTREKCannondaleのロードバイクやマウンテンバイクを扱うプロショップの店長をしていたくらいなので、自転車大好きなのですが、とにかく家の中に自転車が溢れかえりますよね。独身時代はワンルームに自転車が5台くらいあった時期もありました。今は自分のロードとマウンテンバイク、妻のロードバイクと3台、いずれ子供が大きくなって来ると子どもの自転車も増えるでしょうから、やっぱり自転車は溢れかえってしまうんです。

長野県はロードバイク、自転車には最高の環境

長野県はロードバイクを楽しむためには最高の環境と言っても良いですね。松本でしたら、美ヶ原乗鞍、諏訪でしたら八ヶ岳の麦草峠ビーナスラインなど、わざわざ県外から遠征してきてサイクリングを楽しむようなルートがたくさんあります。
県丸ごと国立公園と言っても良いほどの景観なので、ロードバイクを楽しむには最高の環境です。

長野県のサイクリストの場合、ロードだけじゃなくて、MTB(マウンテンバイク)もやる、シクロクロスもやるという本格派の方で、家に自転車があふれている方も多いんじゃないでしょうか?(笑)
松本市にはMTBのレジェンド、鈴木雷太さんのバイクランチなど有名なショップも多いですからね。

また、本格派の方じゃなくても、クロスバイクを買ったけど、家の中に置く場所がないし、外に置いといて盗まれるのも怖いしな、という方もいらっしゃるでしょう。

自転車を家の中に置くというのは、長野県のサイクリストにとって重要な課題なのです。

趣味のロードバイクのための玄関土間

ロードバイクを1台だけ所有しているという場合には、玄関を少し広めにとって、玄関土間を広く取るのが良いでしょう。
広さについてですが、一般的に建築では910mm単位で考えるので、この倍数、あるいは0.5倍455mm単位で考えると良いでしょう。
玄関は幅1820mm以上奥行き2730mm以上とすることが多いです。自転車を置くようにする場合は幅をプラスで910mm広げてやると良いでしょう。なので幅、間口を2730と広めの玄関にするということですね。

ロードバイクの長さ170センチ程度、多めに見積もって180センチ
横幅はハンドル部分が一番広く、芯で400mm、すごく広くでも芯で440mmですので、50センチ程度考えておけば十分ですね。

MTBがある場合はハンドル幅にもう少し余裕を見ても良いでしょう29erかなどの問題もありますので、実寸を図るのが一番良いですね。

つまり、玄関部分の土間を910×2730、つまり1.5畳分広げてあげるという計算ですね。

どこまでを土間部分にするかの問題ですが幅を広げた分を土間にすれば、ロードバイクをそのまま置けますね。
ロードバイクが1台だけという場合はこれが良いでしょう。複数台の場合は、柱や壁を使って収納するという手もありますので、土間じゃなく普通のフローリングにしても良いかもしれません。

ロードバイクのための玄関土間は叱られる?

さて、ここで大きな問題が現れます。
趣味のおもちゃであるロードバイクのためだけに玄関の土間を広げるとなると、これははっきり言って家族からすれば暴挙と取られる可能性もあります。奥様がカンカンに怒る可能性があります。

ここで大事なのはロードバイクのためだけに玄関を広げるわけじゃないということを明確にしておきましょう。
玄関が広いメリットとしては、来客時に非常に高級感が出ます。
はっきり言って玄関が広くて、エコカラットのレンガ調のタイルでも貼っておけば、それだけですごく高級感が出ます

さらに、大きい靴箱が置けます。これは家族にとってメリットですね。ロードバイクの長さは2メートルあれば十分お釣りがですので、余る空間を家族のための空間としましょう。
奥様の説得に使えるキーワードとしては、ベビーカー、三輪車、コートハンガーというキーワードです。自転車のためだけではなく家族のため、そして、汚れた自転車を家の中に持って入らなくて良いという、家族のためのメリットを力説しましょう。

玄関土間にせずシューズクロークは?

玄関土間を広げるのではなく、シューズクロークにするのはどうかというのもありますよね。
シューズクロークとはイメージ的には、ここまで話してきた自転車ゾーンを壁と扉で区切るという形です。床は土間のままにするのが一般的ですね。

YouTubeで見られる家づくり勉強会

これは私は反対派です。
なぜって、かっこいいロードバイクが見えなくなるからです(笑)自転車馬鹿と思われるかもしれませんけどね。
それだけじゃなく、壁の厚みの分せまくなりますし、壁や扉をつける費用もかかりますし、ロードバイクを収納するときに入り口が狭くて使いにくくなってしまいます。

何よりも広い玄関は高級感があります。ロードバイクは見せてかっこいいので、玄関のインテリアにもなるので、ここは一石二鳥で広くてオシャレで、なおかつロードバイクもしまえる玄関としたいところです。

ただ、シューズクロークだと見せたくないものでも置いておけます
また、ロードバイクを小さい子どもが触って危ないんじゃないの?などの懸念もあるでしょうから、その辺は家族との会議を重ねましょう。

ロードバイクを複数台収納する

ロードバイク複数台収納しようと思いますと、いくつか方法が考えられます。
まずはタワーを使うこと。
ミノウラなどで販売されている突っ張り棒式のタワーを使います。
と、自転車屋時代の私は提案していました。

ただ、今回は建築屋ならではのアイデアとして、柱を使うというのはいかがでしょうか。柱に市販のバイクハンガーを釘やビスで打ち付けるわけです。Amazonでも売っていますし、自転車屋さんでもトピークの商品が取り寄せ出来るでしょう。
自分の自転車のサイズの確認なども出来ますので、行きつけの自転車屋さんで相談してみても良いと思います。
柱を増やすのは、きれいな柱を使うかどうかでも変わりますが、こだわらなければさほど金額がかかることではありません。ただ、増やす場所にもよりますので、そこは建築会社と相談が必要ですね。

柱については後から撤去できないので、心を決めて設置場所を決めましょう。
表側に2段、裏側に2段とバイクハンガーを設置できるようにすればロードバイクが4台収納できます。
4台じゃなくても、ホイールやヘルメットをかけるのにも使えますね。

柱の位置については後から後悔がないように、本来の1820×2730の玄関の範囲には入らないように建てると失敗しにくいでしょう。l

長野県なら趣味の登山用品、スキー用品でも広い玄関?

ロードバイクに限らず、長野県アウトドアのアクティビティが多い地域ですので、そういった用品を収納するスペースとして、広い玄関、シューズクローゼットは重宝しますよね。

広い玄関はロードバイクが一番効果を発揮しますが、登山用品などの収納にも便利でしょう。
ただ、登山用品ですと、たとえばザックピッケルアイゼンなど、細々したものが多いでしょうから、見せる収納にするのが難しい場合もあります。
この場合はロードバイクとは逆で、シューズクロークの方が使いやすいかもしれません。

いずれにせよ、アウトドア用品は汚れるので、家の中に直接持って入るのがはばかられるという人もいますよね。
好きな用品なので、私を含め気にせず家の中に入れる人も多いでしょうけど、家族としては「ちょっと何とかしてよ」と内心思っているかもしれませんからね。

玄関、シューズクロークが広いって良いですよね。

玄関以外に土間は?

最近の流行りとして、リビングにちょっと土間を作るという方法もあります。
ただ、これは結構ハイリスクでもあります。
というのも、最初はお洒落な感じがして嬉しいものの、実際に使うかという問題になると、これ、ちょっと微妙と言われることも多いです。

実際、土間は明確に用途を決めないと、段差があって、しかも床のない地面になるわけですので、使い勝手の悪い空間になってしまいます。
玄関に1.5畳空間を追加するのと違い、リビングに1.5畳だけの土間っていうのは、どう使うか困ってしまうかもしれません。

テクニックとしては玄関とリビングを壁なしで直接つなげて、4畳くらいの広めの土間を作るという方法もあります。この場合も明確に土間の存在意義、使い方をイメージするのは大事ですね。

ただ、この方法の問題は寒冷地だと寒いということです。玄関を開け閉めするたびに外の寒い空気が入り放題になります。
特に長野県ですと寒い問題は困ります
寒い問題を解消するために、玄関の代わりの小さいスペースを作っても良いでしょう。

まとめ。長野県でアウトドア好きなら広い玄関土間は良い

一般的に無意味に広い玄関と土間はもったいないとも言われますが、目的が明確にある場合は、広い高級感のある玄関はとても良いですね。特にロードバイクのように趣味の道具のサイズが大きい場合はとても良いですね。
ロードバイク以外にも長野県ならスキースノーボードなども良いでしょう。きれいに飾ると、家に入った瞬間とてもカッコイイですよね。
何となく転がすのではなく、きちんと飾ることで玄関のインテリアとして活用できます。
リビングやキッチンと続く土間についてはお洒落で人気もありますが、使い方を明確にイメージしないともったいない空間になってしまうこともあります。
しかし、きちんとイメージさえ固めれば、おしゃれで便利な空間になります。
お洒落だけじゃなく実用性をしっかり考えるというのが大事です。
この広さの部屋が欲しいという伝え方じゃなく、こういう趣味があるので、そのための収納を玄関付近に置きたいというように要望を伝えるのが大事ですね。

松本諏訪地域で良い家をコスパ良く建てるならエルハウス
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