丁寧に暮らす

福田の編集長日記

こんにちは、編集長の福田です。

今回は編集長日記です。

この前、お客様とお話していまして、
「福田さんは、よく家のテーマや暮らしを考えて、っていうことを言うけれど、私たちの家のテーマって何なんでしょう? いまだに暮らしのテーマっていうのがよく分かっていなくって」
っていうお話がありました。

そのお客様はとても親身に頼って下さる方で、色々とお話もしてきている方でした。
実際は、結構、暮らしにこだわりがある方だなと、私は思っていたのですが、確かに言葉にするのって結構難しいですよね。
間取りを指しながら、
「お子さんがもう少し大きくなって保育園に行ったらここのWICから準備を取り出して…、しばらくはリビングを広く使いながら、お子さんがもっと大きくなったらこの扉を閉じたら子供部屋として使えるでしょ、こっちのお部屋は将来的にはこういう風に使うかもしれない。洗濯物はこう動いて、ここで干す、雨の日にはこっちで干して…このキッチンに立って家事をしていることをイメージしてみて、それが良い暮らしかどうかですよ。」
と暮らしをイメージしながら、話していきました。

お家を考えるときには、Whatを考えることも大事ですが、WhyやHowを考えることはとても大事です。

Whatっていうと、リビングが何畳とか、具体的な部分です。
でも、Whatで足し算していると家づくりって上手く行かないです。

例えば20畳のリビングがあったって、家具の配置が悪かったら暮らしやすいリビングになりません。

実際に欲しいのは、『20畳のリビング』じゃないんですね。
家族が集ってゆったり過ごせるリビングです。
自然と、ゆったりダラダラしていたいリビングというのが大事です。


 

YouTubeで見られる家づくり勉強会

そんなことを話していますと、
「丁寧に暮らす」
という話題になりました。

福田「コスパとかだけを考えると、安い規格住宅とか建売でも良いと思うんですよ。何ていうんですかね。注文住宅は自分が生きていく空間を自分で決める、それって自分のこれからの生活を丁寧に暮らすために必要なものだと思うんですよ」

お客様「子どもが生まれるまでは、丁寧に暮らすってあまり考えたことがなかったんです。ずっと仕事ばかりで。でも、子どもが生まれるのをきっかけに、あれ? 働くために生きているのって何か変じゃないかな?って。丁寧に暮らす。私が求めていたのは、正にそういうことかもしれないです」

子どもの年齢も近いこともあって、『丁寧に暮らす』ということは大事ですね、と。


 

丁寧に暮らすと言ったって、別段変わったことをするわけでもないです。
ただ、毎日飲む朝の珈琲がちょっと美味しかったら素敵じゃないですか。
特別おいしいものを買ってこなくたって、自分たちの気に入った家で、好きな空間で飲んだら美味しいです。

そういうのって、別に豪邸じゃなくたってできることです。

丁寧に暮らす。
そういうお家を作るお手伝いが出来ると良いなと思いつつ。

福田の編集長日記でした。

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