ベランダやウッドデッキと設置するデメリット

住宅

こんにちは、松本、諏訪地域の工務店エルハウスのふくだです。
家を立てる時にベランダウッドデッキテラスなどの家の外の空間を作ることに憧れる人もいますよね。
良いですよね、お庭でお茶するなんてヨーロッパみたいでオシャレですよね。
でも、設置するにはお金もかかりますので、デメリットにも注意が必要です。
今回はベランダやウッドデッキ、テラスなどのメリットとデメリットについてのお話です。

ベランダのデメリット①雨漏り問題

2階にベランダを設置する際には雨漏りに注意をしないといけません。
家の雨漏りの原因になりやすい箇所として、屋根と壁が接する下屋部分、そしてベランダがあります。屋根は防水をしっかりしているのですが、その接続部分、ベランダの手すりの頭の部分などから水が入ると壁の中に雨が侵入して雨漏りになります。
また、ベランダの床の防水は定期的にメンテナンスが必要になります。

建築の際の対策としては、ベランダにきちんと屋根をかけるということです。(一般的にベランダ=屋根があるものですが、開放感を求めて屋根のないバルコニーを作る際には注意が必要です。)
また、後のメンテナンスの費用のことを考えると、ベランダはあまり広くし過ぎないというのも大事になりますね。

雨が入らないようにきちんと余裕がある屋根をかけるというのがポイントです。

デメリット②布団を干す以外に使うことが滅多にない

ベランダって作ってはみたものの実際には布団や洗濯物を干す以外に使うことがない。

そういうことはよく言われます。
もちろん、布団や洗濯物が干せるのは大事ではありますが、布団については昨今はベランダじゃなく、窓の外に布団を干せる棒、布団干しバーなどと呼ぶのですが、それだけで完結させるという家も多いです。ベランダを作らない分、部屋を広く取れます。

 

逆にベランダでBBQをしたいなど、思い切って用途を決めて、広くベランダを作るというのも一つの手です。後の防水のメンテナンスで費用がかかるというデメリットはありますが、実際の暮らしの中で有効活用する空間なら価値はあるでしょう。
ただ、大きく作ったからには使わないと勿体ないので、用途を明確にすることが大事ですね。

これはウッドデッキにも共通ですよね。

YouTubeで見られる家づくり勉強会

ウッドデッキのデメリット①メンテナンス

ウッドデッキのデメリットとしては、木の種類によっては定期的に塗装などのメンテナンスをしないと木が雨などで濡れて腐ってしまうリスクがあるということです。
ウッドデッキじゃなく、タイルデッキ、木ではなくタイルのテラスの場合はそういった心配がないので安心です。耐久性という意味ではウッドデッキは少々不利な場合もあります。ただ、タイルデッキのデメリットとしては高額ということですね。

ウッドデッキで耐久性を持たせるためには、金額は高くなりますが、耐久性のある固い木材を使うか人工木を使うということですね。人工木とは木の粉と樹脂を混ぜて作っています。耐久性があり、長持ちします。デメリットとしては自然の木とは少し違う感じがしますね。

あとはDIYを趣味にして塗装も楽しんでしまうというのも手ですね。弱い樹種でも、こまめに塗装してあげれば長持ちします。

ウッドデッキのデメリット②意外と良いお値段する

ウッドデッキのデメリットとしては、意外と良いお値段するといわれることもあります。

数十万円でウッドデッキを付けられるなら付けたい!

最初はそう思っていても、家本体を考えて行く中であれこれとオプションが増えたりして、意外とギリギリの金額になってくると、
「まあ、後から付けようか」
という話になるのですが、結局、付けないまま年月が過ぎて行くということが多いですね。

また、現実的な話としては、ウッドデッキはあまり実用性という意味では少ないですが、サンルームは実用性がありますので、サンルームを付けたいと言われる方も多いですね。

 

まとめ。ウッドデッキ、ベランダは雨と用途を考える

ウッドデッキ、ベランダのデメリットのお話でした。
屋外の部分については雨に当たるので、メンテナンスが必要というデメリットを理解して作ることが大事ですね。
ウッドデッキの場合は、比較的メンテナンスも楽ですし、ベランダと比べれば最初の設置もメンテナンスも予算はさほどかからないのですが、ベランダは結構大変です。
それでも、ちょっとした広さのベランダがあれば、BBQなんかも出来ますし、特に1階だと日当たりが悪い立地の場合、洗濯を干すには必須という場合もあります。
ベランダやウッドデッキについては雨の対策と用途を明確にするというのが大事ですね。

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