24時間換気システムとは、名前の通り24時間ずっと換気するためのシステム。
現在の住宅では取り付けが義務化されている。家の中の空気を1時間で半分換気できるように決まっている。
壁紙や集成材などの接着剤に含まれる化学物質が人体に悪影響を与えるシックハウス症候群のための対策で決まっている。その他、灯油ストーブによる一酸化炭素中毒などの対策にもなる。
(ただし、灯油ストーブなどを使う場合には24時間換気で間に合わない可能性もあるので、ストーブなどの取説の指示に従って一定時間ごとに窓を開けるなどの換気は必要)
昔の家は隙間風も多かったが、今の家は高気密化が進んで来たという背景もある。
24時間換気は建築基準法で義務化されているが、冬場に冷たい外気が入ることを避けたいという場合、1種換気、2種換気などで熱交換機を間に入れる方法もある。
ただ、熱交換器などを入れると、その分メンテナンスが必要になるなどのデメリットもあるので、メリット、デメリットを理解するのが大事です。
換気についての詳しい記事はこちらをどうぞ。