ウォークインクローゼットとは歩いて入れる収納の部屋のこと。
間取り図などでは、英語の頭文字を略してW.I.Cなどと表記することもある。
普通のクローゼットの場合、歩いて入らず外側から衣類や物を置くのに対して、ウォークインクローゼットは中まで入れる。
メリットとしては、広いので大きなものをしまうのに便利。家族の荷物などをまとめて整理できるなど利便性が高い。
しかしながら、歩いて入るためのスペースが必要になるので無駄なスペースが出来ると考える場合もある。
似ている言葉としては納戸。
歩いて入れる収納スペースという点ではほぼ同じ意味だが、ウォークインクローゼットの場合、ハンガーをかけるためのパイプや棚を作る場合が多いのに対して、納戸は特に何もない部屋として作ることもある。
注文住宅などでWICを作る場合には、ハンガーパイプや棚を作るのが別途オプション扱いで有料になることもある。会社によって扱いが違う。
エルハウスの場合、家の大きさに応じて、標準での収納の数が変わる。WICのパイプ、棚についてはオプション扱いの場合が多いが、他の収納が少ない場合には、標準内の収納として作ることもある。その辺りは地域工務店の注文住宅はケースバイケース。
ちなみに余談ではあるが、普通の部屋(居室)とウォークインクローゼット、納戸の違いは窓の数などの違いがある。居室よりも少ない窓にしても良いので、収納しているものが日焼けしにくい。