【茅野市完成見学会レポート】30坪 平屋4LDK|住宅展示場で平屋はほとんど展示されない理由とは
こんにちは。諏訪・松本・伊那地域の工務店エルハウスです。
今日は11月に茅野市で開催した「完成見学会レポート」をお届けします。
完成見学会があった長野県茅野市ってどんな場所?
八ヶ岳や蓼科高原など美しい自然に囲まれた地域で、標高が高く、夏は涼しく過ごしやすい場所として知られています。冬にはスキーなどのウィンタースポーツが楽しめることから、年間を通じてアウトドアを満喫できる魅力的なエリアです。都心からもアクセスしやすく、JR中央本線や中央自動車道を利用して約2時間半ほどで着きます。
市内には温泉地も多く、蓼科温泉や白樺湖温泉などでリラックスできるほか、歴史的な神社仏閣や、アートを楽しめる施設もあります。茅野市は、自然と文化が融合した静かな生活を求める人にとって理想的な場所といえるでしょう。エルハウス本社も茅野市ですよ。
住宅展示場で、平屋はほとんど展示されない理由
今回は「30坪の平屋」という事で、若いファミリーの見学が多かったです。平屋人気はまだまだ続きますね。
平屋住宅についてですが、今では平屋が当たり前のように選ばれる時代になりました。決して珍しい選択肢ではありません。
しかし、住宅展示場で平屋住宅が展示されているかというと、その数は非常に限られています。ほぼ見かけることがないのではないでしょうか。
平屋住宅は当然ながら、建築面積が2階建ての約2倍必要になります。そのため、限られた面積の区画に建てられる住宅展示場では、平屋が展示される機会が少ないのが現実です。
展示場は、多くの空間を見せてその魅力をアピールする場です。そのため、費用対効果の観点からも、2階建ての住宅が選ばれる傾向が強いのだと思います。
工務店社長が考える「平屋が人気の理由」BEST3
これはあくまでも私(エルハウス社長)の主観ですが、平屋が注目される背景には、次のような理由があるのではないかと考えています。
1 一部屋ごとの面積がそれほど大きくなくても良いという認識が広がってきた
まず、一部屋ごとの面積がそれほど大きくなくても良いという認識が広がってきたことです。たとえば、以前は子ども部屋の広さとして6畳が一般的でしたが、最近では4.5畳や3.7畳でも十分だと考えられるようになっています。
また、家の空間が広ければ広いほどランニングコストが余計にかかるという現実があります。そのため、コンパクトな家の方がコスト面で得だと感じる人が増えてきたのではないでしょうか。
以前は「ベランダが欲しい」という希望から2階建てを選ぶケースがよくありましたが、最近では2階建てでもベランダを作らない方が増えています。多くの方がベランダの利用価値を感じなくなっているのかもしれません。
2 平屋は高所での作業が少ない分、修繕費を抑えることができる
また、将来的なメンテナンスコストを考えた場合、平屋の方が明らかに優れています。平屋は構造的にメンテナンスがしやすく、高所での作業が少ない分、結果的に修繕費を抑えることができるのです。これは、ランニングコストを重視する方にとって、平屋の魅力をさらに引き立てる要素と言えるでしょう。
3 地震対策もバッチリ!平屋の方が倒壊のリスクが少ない
地震対策の観点からも、平屋の人気が高まっています。2階建ての場合、上階の重量によって家全体が大きく揺れることがわかっており、平屋の方が建物自体の安定性が高く、倒壊のリスクが少ないとされています。
確かに、平屋は建築コストが高くなりがちです。しかし、「一生住む家」として考えたとき、妥協する部分はそこではないと考える方が増えています。むしろ、何があっても平屋を優先したいという強い意志を持つ方が多くなってきたのです。
平屋は安全性や長期的な快適さを重視するライフスタイルに適した選択肢と言えるでしょう。
見学会では「勾配天井」で大空間を体感できました!
見学会場は、予備室、サンルーム、リビングと3通りの使い方のできるスペースと、勾配天井で大空間を体感出来たことが好評でした。
【豆知識】勾配天井って何?
天井が平らではなく、屋根の形に合わせて斜めになっている天井のことを指します。通常の天井よりも高く、開放的な空間を作り出す特徴があります。リビングやダイニングなど、広がりを感じたい場所によく採用されます。
「ただいま!」と玄関を開けた瞬間に広がる、勾配天井のリビング。
大きな掃き出し窓からは自然光がたっぷり入り、家族が自然と集まりたくなる、明るく広々とした空間です。
暖房なし、コミコミの家でも太陽の光がたくさん入って暖かく、パッシブ(※)の効果も感じてもらえました。
※パッシブとは
自然の力をうまく活用して、快適でエコな住環境を作る考え方です。たとえば、太陽の光を冬はしっかり取り入れて部屋を暖かくし、夏は日差しを遮って涼しくする工夫を取り入れます。パッシブのポイントは、自然の力を「取り込む」だけでなく、「調整する」仕組みを作ることにあります。
使いやすさにこだわった「神動線」のファミリークローゼット
中心にあるファミリークローゼットも使い勝手や、広い洗面も自由設計ならではの間取りの可能性をイメージしてもらえました。
リラックスするはずのリビングには家族が脱ぎっぱなしにした服がいっぱい・・・(涙)
そんなストレスを解決してくれる「お家のど真ん中クローゼット」。
家に帰って、荷物を置き、着替えて、すぐに家族とリビングでリラックス…
そんな理想の生活動線を叶えるのが、家の中心に配置したファミリークローゼットです。広さも十分!!
LDKや洗面脱衣室へのアクセスも抜群で、毎日の家事や片付けが驚くほどスムーズなお家です。
最後に、大切なお家を見学させていただいたオーナー様に、心より感謝いたします。
現在「オーナー様邸見学会」を開催中です
見学会レポートはいかがでしたか?
現在12月22日(日) まで、松本市で「オーナー様邸見学会」を開催しています。
「オーナー様邸見学会」では、実際にエルハウスの家に住んでいただいて、その住み心地や本音の部分、これをしておいてよかった、これをしておけばよかったということを、オーナーさんから直接聞くことが出来ます。
これから家づくりをする多くの人が、当然、総合展示場にあるモデルハウスや資料請求による家づくりの構造やカタログを、研究しますが、実際に家づくりをされた人が
・どのような家に住んでいて
・住み心地にどのくらい満足されているのか?
まで確かめる人は少ないです。
もったいないなーと感じます。
元々エルハウスは、売り込み禁止の会社で、もっと売り込みして下さいと言われるくらいのユニークな会社ですが、それでも、エルハウスのオーナーさんから本音の部分は聞いてみたいもの。。。
このチャンスをぜひ、活用して下さいね。