松本山雅『首位・大宮撃破!』 2024シーズン第13節の振り返り
エルハウス 工務・メンテナンスの奥寺です!
横浜F・マリノスがACL決勝まで進み、
今週末にいよいよ決勝戦第1戦目が開催されます!
日本のクラブ代表として、ここまで勝ち残り初制覇を狙います。
頑張れ、マリノス🇫🇷
さぁ、今節の山雅を振り返っていきましょう!
⚽山雅の試合結果⚽
2024年 明治安田J3リーグ第13節
大宮アルディージャ戦
@NACK5スタジアム大宮
松本山雅 2-0 大宮アルディージャ
山雅得点
後半34分:浅川 隼人
後半35分:藤谷 壮
開幕戦から無敗の首位大宮に勝利!
⚽スタメンの振り返り⚽
山雅のフォーメーションは、前節までと同じ『4-2-3-1』
対する大宮のフォーメーションは、『3-1-4-2』
前節のリーグ戦からのスタメン変更は5人
橋内選手、山本龍平選手、安永選手、村越選手、滝選手に変わり、
藤谷選手、常田選手、山本康裕選手、佐相選手、安藤選手が入ります。
両サイドは左に馬渡選手、右に藤谷選手が入りました。
大宮は、前節のリーグ戦からのスタメン変更は1人
⚽得点シーンの振り返り⚽
先制点となった後半34分
藤谷選手のクロスに合わせたのは浅川選手
ヘディングでゴールを決めます。
浅川選手が3試合連続ゴールとなりました!
試合後の浅川選手のXより
今季5得点目。
第13節大宮アルディージャ戦。
このゴールのポイントは『オフザボール』
・縦パスの瞬間DFの視野外に隠れる
・DFの目線がボールにいった瞬間にDFの前へ
・クロスボールに合わせる
大宮が4バックにしてきた時にサイドを攻略できるとチームで共通認識を持てていた。
翼に縦パスが入った瞬間にDFと駆け引きで視野外に動き出す。
DFがマークを確認した後のボールを見る瞬間と壮がクロスを上げられる瞬間に
前に入りヘディングシュート。
ゴールを決める為にはいかにシュートの時にDFとの駆け引きを終了して
GKとの駆け引きに持ち込めるか。
クロスの質とオフザボールの動き出しがマッチしたいいゴールでした。
ペナルティーエリアは僕の仕事場。 そこで違いを生み出しチームを勝利に導く。
次も勝利に導くゴールを。
ペナルティエリアに入る前にもう浅川選手にはゴールにイメージがあったんですね。
このゴールは決して偶然ではなく、必然に生まれたものですね。
2点目は先制ゴールの1分後、興奮が冷めない中に生まれます。
藤谷選手が右サイドから切り込み
個人技でDF2人をかわし左足を振り抜くと
ゴールに吸い込まれていきました。
藤谷選手が今シーズン初ゴール
1G1Aと全ての得点に絡みました!
⚽90分間を通して⚽
前節、八戸戦に敗れ、今節迎えるのは今シーズン負けなしの首位・大宮
ゴールデンウィーク最終日にアウェイで大一番です
この試合、私も観戦しましたが、アウェイ席含めチケットは完売。
今シーズンJ3最多入場となる10,900以上のサポーターが詰めかけました。
試合前から両チームのサポーターが熱くJ3とは思えない雰囲気でした。
通常、山雅は自分たちがボールの主導権を握りパスを繋ぐスタイルですが、
今節は技術の高い大宮相手に逆の戦い方
ボールの主導権を握らせる展開を行い、前線からプレスをかけていきます。
試合開始からお互いが攻め合い、一進一退の攻防が続きます。
ここまで6得点を挙げていて空中戦のターゲットになっている杉本選手には、
山雅で空中戦が強い野々村選手が対応して跳ね返していきます。
前半、スコアレスで耐え抜くのは山雅の狙いです。
大内選手のファインセーブもあり前半をスコアレスで耐え抜きます。
というのも大宮は前半に得点を奪い逃げ切るパターンの勝ち方が多く
さらに今シーズンここまで失点は全て後半。
なので山雅にとっては勝負は後半になると考えられました。
後半も集中力を切らさず守備から形を作ります。
すると、先ほど書かせていただきましたとおり、
浅川選手が大宮が5バックから4バックに切り替わった瞬間を見逃さず
藤谷選手のクロスから頭で合わせて先制ゴール
山雅は歓喜の瞬間が訪れ、まだゴールの勢いが収まらない中
その1分後には藤谷選手が抜け出し、PA内まで切り込み
左足を振り抜くとゴールに吸い込まれていきます!
藤谷選手がこの試合の全ゴールに絡む活躍を見せました。
大宮のシステム変更で生まれやすくなったサイドのスペースを見逃さなかった証
これまで全試合で得点をあげている大宮に対し最後までゴールを許さず無失点に抑えます。
大宮は今シーズン無得点が初めてです。
ここまで負けなしだった大宮に13試合目で土をつけ、
NACK5スタジアムに詰めかけた山雅サポーターの喜びの声が
響く結果となりました。
⚽次節⚽
次節は、リーグ戦ではなく天皇杯出場をかけた信州ダービーです
第29回長野県サッカー選手権大会決勝
AC長野パルセイロ戦
@サンプロアルウィン
⚽次戦の見どころ⚽
ここまで低空飛行が続いていましたが
大宮を撃破したことで再び上昇気流に乗ることができるか。
次は、違うオレンジとの一戦が待ち受けています。
今シーズン1回目の信州ダービー
思えば昨年の決勝では、PK戦の末に敗れて
天皇杯出場が叶いませんでした。
この悔しさ誰も忘れていないと思います。
パルセイロは、リーグ戦ここまで5勝5分3敗で4位
開幕こそ4戦勝ちなしと出遅れるも巻き返し
さらにはルヴァンカップではJ1・京都を倒し
現在、公式戦4連勝と勢いにのっています。
パルセイロは攻撃力があるチームです。
得点は22得点とこちらはJ3リーグ3位を誇ります。
しかし、得点も多い反面、失点も20と多くなっております。
おたがい攻撃力を示す一線となりますが、
山雅としては、大宮戦で見せた高い集中力から守備の形を作ったのを
この試合でもはっきしたいところ。
首位・大宮を撃破した勢いをもとに天皇杯出場を得たいところです。
パルセイロだけには負けられない 教えてやれ俺らが信州