【注文住宅】と建築基準法|阪神淡路大震災から25年
エルハウス 工務の奥寺です!
1995年1月17日に神戸を中心に
襲った阪神淡路大震災
地震発生後、テレビで阪神高速が倒れている
様子を見て大きな衝撃を受けました。
また、昨年末に神戸に訪れた時、
パネルでみた震災の恐ろしさ。
平穏な生活が送れてることに改めて感謝します。
10万5千棟の家屋が全壊し、
6434人の方々が犠牲となった未曾有の大震災
から25年が経ちました。
建築基準法が大きく改正されたのも
阪神淡路大震災を受け、
以下の3つが見直されました。
①
基礎に関する仕様規定ができ、
事前に地盤調査を行い、
地耐力に見合った基礎形状に
しなくてはならなくなりました。
②
柱の足元や頭の部分が基礎や梁から
引き抜かれてしまうことを防ぐために
使用する止め金物の種類などが
具体的に明記されるようになりました。
③
耐力壁を確保し、壁をバランスよく
配置することが必須になりました。
主に見直されたのは、基礎や構造に関してです。
阪神淡路大震災で倒壊した木造住宅の多くは、
柱が抜け、二階全体の荷重が一階にかかり、
一階の柱が折れ、一階が押しつぶされたこと
が原因です。
また、基礎と土台がずれてしまった家も
たくさんありました。
このことを踏まえ、筋違や柱の足元や頭の部分に
対する金物の考えが非常に重要視されるように
なりました。
より安全な建物を作るために、
構造に対して考えさせられた阪神淡路大震災
この出来事は、絶対に風化させてはいけません。
今週末は下諏訪のモデルハウスにて、
完成見学会を開催します。
エアコン一台で暖かい家を
ぜひ、ご体感ください!
もちろん、見学会場にくるまでは、
暖かい格好でお願いしますね
雪予報も出ておりますので、
皆様、見学会場までお気をつけてお越し下さいね。