あれから10年
エルハウスの工務の奥寺です。
本日は、3月11日
東日本大震災から今日で10年が経ちました。
この10年という節目を迎え、
あっという間の10年?まだ10年?
この10年で、変わりゆくもの変わらないものがありました。
当時、僕はまだ高校生、春休みで部活の最中に地震が起こり、
電車が止まってしまい、帰れず親に迎えに来てもらったことを覚えています。
そして、帰ってテレビを見たら津波が押し寄せてくる映像、
津波が襲い町のすべてを飲み込んだ映像を見て、言葉を失いました。
その映像は、今も忘れていません。津波の恐ろしさを本当に感じました。
東日本大震災で犠牲になられた方の約9割が
地震が起きた後の津波が原因によるもの。
高いところでは最大で40mを超すところもあったとのことです。
津波がものすごいスピードで押し寄せてくる映像は、
皆さんも印象に残っているのではないでしょうか。
父親の実家が岩手県にあり、
父方の母や親せきの人たちが東北にいましたので、
無事の確認が取れるまでずっとそわそわして、不安な状態でした。
無事の確認が取れた時は、家族みんなで安心したのを覚えています。
子供の頃、毎年お盆は岩手県で過ごしていました。
僕の中にある美しい東北の景色。
だからこそ、津波が町を襲う映像が心を痛めました。
岩手県に最後に訪れたのが2017年。
この状況を乗り越えて、今は、まず岩手にいるばあちゃんに
久々に会える日のことを楽しみにしています。
そして、東北にいる親戚の人たちとも会いたいです。
親戚の人が話す東北弁を生で聞きたいですし、
何よりとてもおいしい海の幸を思いっきり食べたいです。
亡くなられた皆様のご冥福を心よりお祈りするとともに
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。