自己資金と頭金の違いを明確にしていますか?|【回答】違いがわかる人は後悔しない
こんにちは。
望む人生を手に入れよう。諏訪・松本フロー父さんです。
先日も、自己資金と頭金の違いを教えてくださいと言う相談をいただきました。
住宅業界では、このように言葉の定義が明確になっていないことがよくあります。
そのことにより、家づくりをする多くの方が、混乱している傾向があります。
(業界の問題であり、申し訳なく思います)
目次
自己資金と頭金の違いを明確にしていますか?|【回答】違いがわかる人は後悔しない
そこで今回は自己資金と頭金の違いを言語化してみたいと思います。
自己資金と頭金の違いがわかっている人は、後悔しない家づくりをすることができるのはもちろん、人生100年時代にも余裕を持って対応していけると思います。
頭金は住まいの購入時のお金
頭金とは、住まいを購入するときに、必要になってくるお金のことです。
契約金や、印紙代や、その他備え作りを進めていく上で必要になってくるお金のことです。
不動産屋さんや、住宅営業マンの人が言う自己資金は、この頭金である場合が多いです。
多くの住宅営業マンにとって、お客様の100年の人生より、住まいの計画が成り立つか?成り立たないか?が頭の中にあります。
ですから、自分の自己資金がありますねと言われた場合でも、それは人生において十分な自己資金があるわけではなく、住まいの計画が成り立つ上で自分の自己資金があると言うことになります。
人生は家づくりで終わりではありません。
ですから、他のお客様に比べても十分な自己資金がありますねと言われても、その本当の意味を理解しておくことが重要です。
自己資金は人生100年のスパンのお金
一方、自己資金とは、人生100年のスパンで必要になってくるお金のことです。
家づくりをした後の人生は続きます。
日本人の多くの場合、家づくりをしてしまうと、いちど最後の中がすっからかんになってしまうと言う問題点があります。
特に、年収がある程度余裕のある6,000,000から8,000,000位の方が、ハウスメーカーで家づくりをすることで、自己資金を全て使ってしまうと言うケースが多発しています。
1980年代1990年代の時代の安定期には良かったかもしれません。
しかし、今後も時代の過渡期、時代の変換機には、しっかりと人生でお金のかかる8つの分野について、優先順位と価値観をはっきりさせ、言語化し、説明できるようになっていることが重要です。
自分の頭金はあったとしても、自分の人生の自己資金があるとは限らないからです。
建築後の自己資金が重要
住宅ローンを返済し始めて20年。
つくづく思うのは、建築後の自己資金が大事と言うことです。
多くの人が、ハウスメーカーで家を建てるときに、頭金を支払いすぎてしまい、建築後の自己資金を減らしてしまいます。
経済が成長していかない今、そのような1980年代1990年代の家づくりの方法では、後々の人生が先細りになっていきます。
もちろん、ハウスメーカーに大金を支払い、建築後に自己資金を全てを失ったとしても、OKな人もいると思います。
つまり、先細りになる人生に、アドレナリンを出しながら、挽回していく、ケースもあります。
しかし、大事なことは、日本も今これだけの情報化社会にありますので、建築後の自己資金が重要と言うことに、建築後わかるのではなく、建築前にわかっておくことが大事だと思っています。
金利が高い時の頭金
通常、金利が高い時は経済が成長しています。
ですから、持っている手持ち金は頭金として出した方が良いです。
持っている手持ち金を、頭金としてだし、住宅ローンを極力少なくするのが得策です。
金利が低い時の頭金
一般的に、金利が低い時は経済が成長していません。
ですから、持っている手持ち金を頭金と出すほうがいいのか、それとも手元に置いておく方が良いのか?十分な検討が必要です。
持っている手持ち金を頭金として出しすぎること。
持っている手持ち金を全て出し尽くし、ハウスメーカーにつぎ込んでしまうこと。
これらの決断が正しいことなのかを、優先順や価値観から、十分検討する必要があります
最後に
頭金は、住まいづくりをするときに必要なお金です。
一方自己資金は、人生で必要な蓄えになります。
頭金は、住まいづくりをしてしまえば終わりです。
しかし、自己資金は、人生に関わる蓄えになりますので、住まいづくりをした後でも、重要になります。
何を大事にし生きていくのか、人生の価値観についても、お金をかける優先順位についても大きな変化が起きています。
後悔のない住まいづくりをしていただければと思います。
ともに、望む人生を手に入れてきましょう。
★ 住まい造りは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、住まいづくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと共に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたが望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。