ハウスメーカーの選び方|メリットとデメリットとチェック点
こんにちは。諏訪・松本フロー父さんです。
今日も、ブログをご活用いただき、本当にありがとうございます。
最近ご相談いただくことに、大手ハウスメーカーは潰れないので安心ですよね
という質問があります。
私自身、大手ハウスメーカー積水ハウスで働いていた経験から、
YESとも言えますし、NOとも言えます。
目次
ハウスメーカーの選び方|メリットとデメリットとチェック点
今回は、大手ハウスメーカーは、安心か? 倒産する心配はあるのか? ないのか?
を私なりに、言語化していきたいと思います。
ご興味ある方は、読み進めてくださいませ。
ハウスメーカーのメリットは規模のスケール
ハウスメーカーは規模のスケールメリットがあります。
大手ハウスメーカーであれば、社員は1万人超え、毎年2兆円規模の売り上げがありますので、
規模が大きければ大きいほど、スケールメリットがあります。
上場企業であり、大手企業なので安心する
私は、大手ハウスメーカー積水ハウスの元社員であり、
積水ハウスに勤務中に、自宅も積水ハウスで建築しています。
ですから、その大手企業としての安心感は、痛いほど痛感しています。
ただ、多くの方が感じている安心感と私が感じる安心感では、
ちょっとニュアンスが違うのは、
当時の会社には、常に危機感があり、緊張感があり、
そういう意味では、会社組織が大きいので安心なのではなく、
あのような緊張感のある企業体質が、安心感を与える企業なのだと思います。
特に、株式上場している、社員1万人を超える売り上げ1兆円を超えるハウスメーカーの建築は
メリットがありそうです。
誰もが知っている存在感
そして、大手ハウスメーカーは、テレビやラジオはもちろん、ネットでも
コマーシャルをしていますので、両親や友人なども知っています。
ですから、どのような家を建築するのかを、両親や友人に説明する必要がありません。
それはまたそれで、安心感があります。
積水ハウス、ダイワハウス、住友林業と、
ハウスメーカーの名前を言えば、日本中のどこでも通じる。
この安心感は半端ありません。
ハウスメーカーのデメリットは小回りがきかない
一方で、もしかすると、ハウスメーカーは、少し大きくなりすぎたかもしれません。
世界を見ても、住宅建設であれだけ大きな会社組織があるのは、日本だけです。
日本の常識ですが、世界の非常識なのが、ハウスメーカーです。
担当の退職や転勤など将来の安心のために高額な建築費用
まず、担当が退職したり、転勤したりします。
全国に組織があり、住宅以外にも、部署があるので、組織論からすると仕方がありません。
これは、私自身耳の痛い話です。
なぜなら、私自身も退職しているからです。
私自身、今でも、仲良くさせていただいている当時のお客様がいる一方
担当した全てのお客様の対応ができないのは、悔しい思いもあります
ただし、会社組織が大きいので、会社組織で、お客様を守っていただけます。
ハウスメーカーが、高額な建築費用がかかるのは、そのような将来のためのプール金でもあり
ある意味仕方がないと私自身は、思っています。
上場企業は、株主の判断で方向転換する可能性あり
大手ハウスメーカーというと、住宅一本で行なっている企業のように思えますが、
実は、そうではありません。
マンションや海外注文住宅、倉庫業、ビルテナント業など、
この激動の時代に、1万人を超える社員を守るために、
多方面で商売をしているケースが、多いです。
ですから、イメージ先行の部分があるのも事実です。
ハウスメーカーのチェック点
そして、ハウスメーカーを語るときに、注意しておいてほしいことがあります。
直営かフランチャイズか
それは、その会社が直営の会社なのか? フランチャイズの会社なのか?
直営の場合は、文字通り、全国展開のハウスメーカーになります
しかし、フランチャイズの場合は、名前が聞くような会社であっても、
小さな会社の集まりなので、ハウスメーカーのようなスケールメリットや安心感、
また、未来に渡り、その会社がハウスメーカーと契約していない可能性も高いです。
ですから、ハウスメーカーを希望するのであれば、
その支店が、直営店なのか? フランチャイズ店なのか?
確認することが重要です。
ハウスメーカー風の会社、特にローコスト系に注意する
また、フランチャイズ店は、ローコスト系の会社に多いです。
例えば、日本全国に、支店があるのではなく、1〜2県にまたがるくらいの規模の会社で、
上場企業ではない、住宅会社はハウスメーカーではなく、大きな工務店という形で
ハウスメーカーの良さも工務店の良さも中途半端な場合が多いです。
しかし、全国全支店に、事務所があり、海外にも進出している。
また、多角経営をしていて、マンションやリフォーム事業など
総合住環境整備会社として、上場企業であるハウスメーカーは、
そのスケールメリットを十分感じることができるかもしれません、
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