松本・諏訪で実践|チームプロジェクトでリーダーシップを発揮するはじめの一歩
こんにちは。諏訪・松本フロー父さんです。
この文章を読んでくださっているあなたは、経営者の方でしょうか? それとも、サラリーマンの方でしょうか?
昭和から平成へ、平成から令和へ。仕事をしていく上で、経営者であること、サラリーマンであることが重要ではない時代になりました。役職、立場が大事な時代から、経営者マインドを持っているか、サラリーマンマインドを持っているかが重要、何ができるのか? 何をする人なのか? 本質が重要な時代になりました。
本当に時代は変わったと思います。
そして、サラリーマンの方にとっては、楽しい望む人生を手に入れることができる時代になってきたと感じます。
1.先ずは自分でやってみる
そんな令和時代に、リーダーシップを発揮するはじめの一歩として大事なのが、先ずはやってみることだと思います。例えば、あなたに今、部下が10人いるとします。このくらい大きなチームになると、通常は、メンバーの管理だけが仕事というリーダーも、多いかもしれません。
そして、10人を管理することになると、それは、なかなか管理だけでも大変だと思います。チームで仕事をしている以上、リーダーは、メンバーに活躍していただかなければなりません。メンバーを活躍させ続けるためには、メンバーに仕事を任せなければなりません。メンバーに仕事を任せてたとしても、責任のすべてを取るのは、リーダーです。ですから、リーダーは、メンバーに仕事を任せながらも、理論的に、そして直感的に、メンバーの仕事が回っているのか? 理解しておく必要があります。
うまくいっているのか? うまくいっていないのか? を理解するために必要になるのが、先ずは自分自身が取り組んでみての感覚になるのです。まず、最初にリーダー自らが取り組むことで、メンバーの仕事がうまくいっていない場合は、数字やメンバーの顔色をみれば、答えを聞けば、多くのリーダーが、すぐに何が不足しているのか? 何が上手くいかないのかに、気がつくことができます。
2.任せて自分がやる時より上手くいくことを目標とする
プロジェクトの開始時に、リーダーが自らをまずはやってみる。これはとても重要なことです。しかし、リーダーの仕事は、ほかにもたくさんあります。そこで大切なのが、まずやってみたことを、任せていくというスタンスです。
私は、日本全国の中小企業の経営者の方、ビジネスマンの方を、本当に多く見てきています。その中で、経営者マインドの方とサラリーマンマインドの方の決定的な違いの部分を、いくつか現在は上げることができます。決定的な違いのひとつに、自分が立ち上げうまくいった事業を、部下に任せることができるか? できないか? ということがあります。
経営者マインドを持った方は、自分が事業を立ち上げ成功すると、その事業の成功要因を言語化し、細分化し、適材適所で、部下に失敗することが困難な状態にして渡していきます。
しかし、サラリーマンマインドの方は、成功してもなかなかその成功を手放すことができません。なぜなら、その事業に浸っていることが、自分自身にとってはとても楽であるからです。しかし、多くの場合、そのような成功の状態はそのまま長く続くことはありません。多くの事業は、成長し続けることで、変化し続けることで、進化し続けることで、このことでのみ新たなステージに行くことができます。
自分が事業のアイデアを出し、利益を出し、今後3カ月の利益の確保ができたら、将来のビジョン、ミッションとともに、部下に手渡すことにチャレンジすることをお勧めします。あなたが常に楽しい人生を送るために、常に変化し、常に成長し、常に進化し続けるために、「自分ができたら、即、部下に渡す」を実践してもらえたらと、思います。
今後どの方向で進めてほしいのか? やってはいけないことが何なのか? 期限や数値などを伝えて、リーダーがやったときよりもメンバーに任せたほうがさらにうまくいくように、支援していくことが、次の目標になります。
これからの時代は、指示命令するだけの中間管理職という仕事は、少なくなっていきます。管理することは、AIなどがもっとも得意とする分野ですので、すでにそうであるように、役職や年齢経験にかかわらず、メンバー全員がなんらかのリーダーをすることが、当然のような時代になっていきます。いつでもどのタイミングでも、すぐにリーダーとして一歩を踏み出す準備をしていくことが、本当に重要な時代になりました。