経営者ほどラクな役割はない|コントロールできる世界とできない世界
こんにちは。諏訪・松本フロー父さんです。
あなたの会社の経営者は優秀な人ですか? 人間的に尊敬できる人ですか? 世の中の普通の会社の経営者は、本当に大変だと思います。毎月、毎月、月末に支払われる固定費や変動経費。働いているか? いないか? わからないメンバーに給料を払い、月末になると、毎月、毎月、会社の通帳から、「ガツン」とキャッシュが落ちていく。そんな責任と日々向かい合い、会社を経営してます。
しかし、世の中の人は、また経営者自身は、経営者ほど「ラク」な役割はないと考えています。では、なぜそのように考えているのでしょうか? 今日は、その話題を言語化していきます。
1.一番気がつきにくいことにすぐに気がつく環境を常に持てます
人が一番気がつきにくいのは、自分がたいした存在ではないこと。人は、自分の無能さに、なかなか気がつくことができません。人がもっとも気がつきにくい無能さに、経営者ならば、気がつくことができます。
会社経営は、経営者の心技体で決まります。もし経営者が無能ならば、半年ぐらいでお客さんが会社から離れて行ってくれます。そして、社員も離れて行ってくれます。そのようにして、自分自身が無能と言うことに、気がつくかせてくれます。無能とわかれば、またやり直しができます。また、一からやり直しをすればいいだけである。
2.すべての責任を自分自身でコントロールできる
経営者の無能さが、会社の倒産に導くことはよくある話です。しかし、社員が無能さが原因になって、会社が倒産することは、難しいです。ですから、経営者にとって大好きな仕事をいく上で、会社の業績、成長、衰退、すべてをコントロールできる存在にあることは、かなりラクな道を歩んでいると、言えるでしょう。おそらく世の中の経営者のすべてが、自分自身でビジネスをコントロールできない、経営者以外の役割をすることに不安を抱えることでしょう。
スポーツ選手は、世界で一番、日本で一番にならないと、なかなか評価されませんが、経営者は、業界で、地域で、一番になる必要もなく、その経営者の過去が肥やしになるような未来のイメージが、お客様に必要とされるだけで、OKなのです。もし、私ちが今、サラリーマンであり、経営と言う役割は、大変だなと、思っているのであれば、まずは経営者自身は大変だとは、全く思っていない、むしろ経営者はラクだということ、また、その意味を知ることが重要だと思います。
あなたの会社の経営者は優秀な人ですか? 人間的に尊敬できる人ですか?
今日も集中して、お互いに、仕事に打ち込みましょう。