家を建てる時の予算の決め方|土地と建物へのお金の振り分け方
こんにちは。
望む人生を手に入れよう。諏訪・松本フロー父さんです
家を建てるときの予算の決め方を相談されるケースが多々あります。
ある程度自己資金を貯めることができている。
ハウスメーカーから工務店まで、ある程度の住宅会社全てで、価格的には検討することが可能。
このような方は、住まいにお金をかけるかかけないかで、その後の人生に大きく違いが出てきます。
目次
家を建てる時の予算の決め方|土地と建物へのお金の振り分け方
そこで今回は、家を建てるときの予算の決め方、住まいへのお金の振り分け方。
住まいの中でも土地と建物へのお金の振り分け方について、言語化してみたいと思います。
人生でお金のかかる8つの分野を確認する
人生は家づくりだけで考えないでください。
私たちが、口を酸っぱくして伝えていることです。
人生でお金のかかる事はほぼ決まっていて、それは、結婚、趣味、車、保険、住まい、教育、介護、老後の8つの分野になります。
これらのそれぞれの分野について、必要か必要でないかをしっかり考え、優先順位をつけることが大事です。
優先順位をつけることで、予算の決め方や、振り分け方が自然と浮かび上がってくることになります。
家族の必要に応じて、住まい(土地・住宅)の優先順位を決める
住まいの優先順位は、家族の必要に応じて、全く異なります。
例えば、商売をしている人は、住まいよりもビジネスの方が優先順位が高い傾向があります。
例えば、家族がいる人は、趣味やビジネスよりも、家族の住まいに優先順位が高い傾向があります。
例えば、子供がいる人は、趣味や車よりも、子供の教育に優先順位が高い傾向があります。
10家族いれば、10通の家族の優先順位があるのです。
例えば、お互い一人っ子の夫婦の場合
例えば、お互い一人っ子の夫婦の場合は、すでに実家と言う住まいがあることになります。
住まいを建築した場合、実家と新しい住まいを合わせて3つの住まいになり、必然的に子供の将来などを考えた、新築戦略をする人が多いです。
例えば、お互い県外が実家の夫婦の場合
例えば、お互い県外が実家の夫婦の場合、将来的には実家に帰る必要があるかもしれません。
将来に備えて、新しい住まいの売却や、賃貸にすることなどに有利な新築戦略をする人が多いです。
住まいの総額の予算を決める
人生でお金のかかる8つの分野の優先順位を、まずは決めます。
そして、次は、住まいにどのくらいの予算を振り分けるのか? を決めていきます。
住まいへの総額の予算を決めるやり方は、次のようなものがあります。
家賃から決める場合
今住んでいる住まいがアパートであるならば、アパートの家賃から決める場合です。
例えば、アパートの家賃が、現在毎月30,000円だとすると、新しい住まいについて、毎月40,000円までの住宅ローンを組んでも良い。
そのような考え方です。
注意点は、そもそも今の家賃が高すぎると言う場合です。
そもそも家賃が高すぎる場合は、その金額で住宅ローンを組むことが、さらに余裕がないことになりますので、今現在の家賃がそもそも適正な金額かどうかと言うことを、これを機会に考える必要があります。
年収から決める場合
現在の年収から、新しい住まいへの予算を決めることも可能です。
例えば、住宅ローンを借りる場合に、年収に対する返済率と言うものがあります。
年収に対し、どのくらいの比率で住宅ローンを払っていくのか? は、住まいにどのくらいの予算を振り分けるかの1つの目安になります。
注意点は、そもそも今の年収が高すぎるかということです。
ビジネスの実力以上に年収をもらっている場合、あるいはコントロールできない形で年収が決まっている場合などは、今現在の年収ギリギリで住宅ローンを組むことで、リスクを抱えることになるので、これを機会に適正な金額を検討する必要があります。
理想の生活から決める場合
理想の生活をイメージし、その生活を手に入れるために、予算を決めることも可能です。
特に、人生でお金のかかる8つの分野の中で、住まいに対する優先順位が高い人は、このような決め方をする方が多いです。
最近は、特に2020年前半以降は、コロナさんにより生活スタイルが大きく変わりました。
プライベートな時間、睡眠時間はもちろんのこと、仕事をする上でも、リモートワークによって、自宅で仕事をする人も増えてきました。
以前に比べると、住まいに対する理想像というのが、多くの人のイメージに上がるようになってきています。
注意点は、理想が高すぎる場合です。
家づくりをする人のほとんどは、20代30代ですので、人生の中でも多くのお金を持っている人は、まだまだ少ないです。
理想が高すぎる場合に、資金の面で無理が出る可能性があります。
これを機会に、チャレンジと無謀は違うので、理想の生活を検討する必要があります。
住まいの優先順位が高い場合と低い場合
住まいの優先順位が高い場合は、必然的に、土地にお金をかける金額が低くなります。
反対に、住まいの優先順位が低い場合は、土地に多くのお金をかけることができるようになります。
土地と住宅の優先順位を決めて、それぞれに予算の振り分けをする
ここまでくると、ようやく、土地と住宅の予算が明確化してきます。
どのくらいの金額を住宅にかけるのか、どのくらいの金額を土地にかけるのか、おおまかな予算額が確定しますので、具体的に土地を探すこともできますし、間取りを書いてみることも可能になります。
最後に
ここでは、家を建てるときの、予算の決め方について、お話ししました。
人生でお金のかかる8つの分野から住まいについての予算を決めながら、住まいについての予算から、土地の予算と住宅の予算を決める流れについてお話ししました。
人生は家づくりだけで考えないでください。
家づくりは、望む人生を手に入れるための1つの手段に過ぎません。
いつでもお気軽にご相談ください。
★ 住まい造りは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、住まいづくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと共に望む人生を手に入れましょう。この一冊があなたが望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。