窓サイズの使い方は 目的があれば 正解はない
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
最近、北側の窓を中心に小さ目の窓をチョイスすることが多くなっていましたが、 今、建築中のお客様の家、北側であっても
大きい窓を配置してあります。 お客様と間取りの打ち合わせをしていく中で、窓からの熱が逃げる欠点などの話もした上で、
北側に 山が綺麗に見えるんですよ、 そして、2階は特、風通しを優先したいんです、 という話し合いをして最終的に、
北側にあっても大きめの窓を採用することになりました。
上棟が終わり、窓を設置した様子を見にいくと、なるほど、季節がら山並みは綺麗?ってことはないですが、新緑の季節から
部屋から眺める山々の景色が素敵な予感です。
何より、部屋が大きく感じたこと。 部屋の2面は外に接しています。その接面の壁には 大きいサイズの 幅1.6m高さ1.1mと通常であれば、南面しか使わない大きさの窓が入っています。 まだ、柱の状態ですが開放感があるように感じました。
最近、パッシブデザインを意識して日射遮蔽、日射取得ばかりを意識しすぎていたのか?と、ちょっと考えさせられました。
昭和の時代に建てられた家はこの窓サイズを多頭していますね、外観から見ると時代を感じさせられるのですが・・。内観からこのサイズの窓が2箇所設置すると 部屋がずいぶんと広く感じる、家からの熱を奪う原因の窓、冬の日射をめいいっぱい取りたい場合は こうした窓の使い方は二重丸。
とにかく、家の間取り、窓ににしても目的が大事、どうやって、どうしたい、こうしたい、この3つをしっかり決めることが
理想の家になりますね。 あーこれでよかったという満足より、思うところのままをやってみるのは、住んでみて後悔しない
家になります。