諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

長野県に住んでいてよかったこと　どこへ行っても山ばかり　山に登るには困らない　笑、多分、生涯、全ての山に登るのは無理だろう、ってういうほどの山の数、標高が高い山、から低い山まで一体、いくつあるんだろう？
中川村の　「陣馬形山」に登ってきました。　頂上にキャンプ場、展望台があり車で頂上まで行けますが、冬季間は通行止めなんです。ということで、全行程　往復６km  コースタイム　標高差　約５５０mを　約３時間ほどの道のりです。
陣馬形山　標高1,445m　伊那谷の中心にあることから　伊那谷の北から南まで全てを見渡すことができます。
正面には　中央アルプス、背後には、南アルプスを見渡すことができ、　雄大な景色を望むことができます。

登山口はいくつかあり、　８kmコース　１０kmコースなど　車を駐車する場所によって異なりますが、それはそのはず、
一番下からひたすら舗装の林道を歩いていくようになりますので、　車で行けるところまで行くでしょ。　というわけで
６kmコースを選択、　ちょっと物足りないかも、　いや、もの足りない程度で十分ですわ。

最初、間違えて８kmコースに車を止めてしまい、危うく苦労するところだったのですが、登山マップのGPSからここは違うことに
気がつき、再び車で林道を登ります。　そうそう、陣馬形山の登山道は、舗装の林道がつづら折に走る間を縫って登っていくという感じで、所々で舗装の林道を横断をします。　冬季の通行止め期間の最上部が　６kmコースというわけですが、駐車場はあるわけ
でもないので、路肩に駐車する感じ、よって　ここが登り口？　って迷ってしまいます、　ここでGPSが役にたちました。近代登山アイテム　便利です。

登山道は　松林、　杉林の中を抜けていきます。　枯葉が積もった道。カサカサと音をたてて登ります。　この日は　ひなたでは
気温が10℃くらいあり、10分も登ると汗が。上着を1枚脱ぎ、汗がかきすぎないように調整をします。低温の時は、汗が冷えると
寒くなりますので。

やがて　樹齢500年のブナの木が現れ、その脇を通り抜けて、ひたすら登りです、途中林道に出ると案内板があり、わかりやすです。と行っても迷ったら舗装の林道を登っていけば頂上には辿りつけますね　笑

やがて登山道も森林から熊笹帯になると山頂も近付いてきます、電波塔が見えたらあと少し。

電波塔からは舗装の林道を歩きます。登りの林道が下りなると、開けたキャンプ場にたどりつきます。当然、管理小屋は閉鎖されています。12月の平日、
誰ーもいません。　山頂は一人占めというわけです、風も穏やかで　この時期としては暖かい陽気で最高です。

山頂には、無料の双眼鏡もありベンチありと　過ごしやす場所です。そででもって　360度視界が開けています。
背後の南アルプス　塩見岳が　やけにかっこいい。　正面に見える中央アルプス、千畳敷方面の宝剣岳、駒ヶ岳方面は雲がかかり
見えずに残念、　でも、足元には、中川村はもちろん天竜川上流の箕輪方面から下流の飯田方面までくっきりと見え、
登ったぞ、感がマックスです。

中川村　中央アルプス

箕輪・伊那方面

飯田方面

南アルプス

南アルプス　塩見岳

よーく見ると、平地から窪地、中央アルプスからの沢などの様子がわかり、きっと数万年前に隆起した地形の様子がよくわかります
この地形は数万年前か保たれているはず、やがて　道路ができ、住宅が立ち並ぶようになっても地形は変わっていないと思うと
すごく神秘感じを受けます。
今、この時代を生きているだな、やがて自分はいなくなる、今まで出会った人々も同じようにいなくなる、生物だから仕方がない
でも　数百年、数千年先もこの地形だけは変わらない、その時に　ここに住む人、この　陣馬形山に登る人はどう思うのか、
今から、数百年前の人々が、今のこの状況を想像していたんだろうか、登山靴を履き、リュックを背負い、ストックを両手に持ち、GPSの地図をもった状況を、　そう考えると、数百年後はどんな登山のスタイルになっているんだろうか？と、考えながら
１時間ほど、昼食を撮りながらの休憩でした。

あとは、きた道を下るだけ、歩きやすいの　登りの半分の時間で下ることができました。