土壌 放射能汚染 調査した結果
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
昨年になりますか。 1件のお客様から 土壌汚染について問い合わせを頂きました。
敷地は通常の宅地より広いこと、進入路から宅地が下がっていた状況から 盛り土をする必要があったからです。
土壌汚染というと 悪いイメージが浮かびますが 環境省から土壌汚染対策法という法律が定められ該当する場合は 決めれらた
内容での調査義務が生じています。
そもそも、この法律の目的は 土壌汚染の状況の把握に関する措置及びその汚染による人の健康被害の防止に関する措置を定めること等により、土壌汚染対策の実施を図り、もって国民の健康を保護する と謳われています(ウィキペディア引用)
ですが 土壌汚染の調査義務としては 以下のように定められていることもあり、一般住宅を手がけている私たちにとっては
死角ではありました。調査義務は以下の項目になることから、該当は 不動産業者さんの開発レベルであると思います。
・使用が廃止された、有害物質使用特定施設に係る、工場または事業場
・一定規模以上(3,000平方メートル)の土地の形質の変更時に都道府県知事(政令市長)に届け出を行い、土地の地歴から土壌汚染の可能性が高い土地であり、調査が必要と命令された場合
・地下水汚染が発見され、その周辺で地下水を飲用等に利用し、その汚染原因が土壌汚染の蓋然性の高い土地によって生じていることが確実な場合
・土壌汚染の蓋然性の高い土地が、一般の人が立ち入ることのできる状態となっている場合
ですが、問い合わせを受けて はっとしたことがあります。 それは 10年という月日が流れていますが 東日本大震災において
福島原発の事故により 放射性物質の汚染の影響です。大気中に飛散したセシウムは雨が降ると雨水と一緒に土壌に浸透されます。
埋め土、盛り土がどこから運ばれてきたのか。ということを真っ先に疑うことも必要なのかと思います
まあ、長野県だから ということでもないような気がしました。 ネットしらべて見ると 市民グループによる調査マップを見つけましたので、掲載します
これを見る限り 長野県に関しては 安全かな と思えますが 実際の土質を調べることにしました。
結果は セシウムの検出はなくホットしたというが本音ですが、 調査したことから、心配気にかけて依頼してくださった お客様がこの先永年に渡り、ご家族と安心して暮らしていただける環境ということがわかり、安堵しております。
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