【軟弱地盤】諏訪地域でも安心して家を建てられる訳は
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
軟弱地盤、だからといって建築に適さないかたといいますと、そうではありません。諦める必要はないのです。
諏訪湖周辺で、家が建っていないかというと、そんなことないです。東日本大震災で液状化現象で悩まされた、
ディズニーランド近くの、浦安市をみても、たくさんの多くの住宅が建っており、また、諏訪湖半沿いには、高層マンションや、ホテルが建ち並んでます。悲観する必要はないです。
ここ、20年間あまりで、一般住宅の基礎、特に基礎下にかんして明確な調査と、軟弱地盤に対する補強工事というものが一般化、認識されてきました。
これは、地盤調査会社と地盤補強工事を行う、専門業者さんが増えてきたこともあるでしょう。増えた要因は、需要があるからです。
地盤調査はどうするの?
地盤調査の方法として、一般的に以下の3種類があげられます。
1スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)
2ボーリング調査(標準貫入試験)
3表面波探査
住宅では、ほとんどスウェーデン式サウンディング試験です。
鉄の棒(ロッド)にドリル状の部品を取り付け、おもりで荷重をかけます。そこから、家の形の 4角と真ん中 合計5ポイントを回して、地中に貫入させていくという調査方法です。おもりの重さや回転させた回数によって地盤の強度を調べます。
参考 野寺基礎工業
従来のSWS試験では「ジャリジャリ」などの音で土質(ローム・砂質土・粘性土・腐植土・盛土)を推定しています
地盤調査のデータの味方は、初めて見る方は理解できないですが、 ここだけ見れば良い箇所が、
音の表現です。 「スルスル」「ガリガリ」などです。 前者の表現が書かれた層は、ほぼ、地耐力 『ゼロ』
この箇所が深く、長くあれば、ほぼ軟弱地盤という訳です。 もう一つは、スクリューが回る回転数も明記されていますが、ここも、回転数が少ないほど 軟弱地盤です。 砂地にあたれば、ジャリジャリ ですから、回転数も多いはずです
ボーリング調査(標準貫入試験)
ボーリング調査(標準貫入試験)は、ボーリングで地面に8cmくらいの孔を開け、そこにサンプラーと呼ばれる鉄の筒状部品を挿入します。そのあと、サンプラーの上からハンマーを所定の高さで落下させて、何度ハンマーによる打撃を要したかによって地盤の強度を測定します。多くの地盤調査に利用されていて、実績も豊富にあるため、データの信頼性が高ですが、調査費も高いため一般住宅にはもちいられず、ビル、マンション、道路、橋など 重量が重い建物を建築するときにこの調査を用いられます。
表面波探査については、ほとんど用いられないので、説明は割愛します
どうでしょうか。このような調査をして、地盤の状態をデータから判断し、そこに建つ建物の一番大事な基礎部分いついて、どのような基礎形状がよいのか。基礎の下には、補強を施したほうがいいのかなどを検討しています、
検討結果に伴う工事方法を行うことで、地盤に対しての保証がつけてもらえることも知っておくと良いです。
前回、申し上げた軟弱地盤の可能性については、土地購入の予算にこの地盤補強工事の予算も計上して考える、
見込んでおく、目安にしてください。