本当に素敵な家とは、地域、風土から考えた家
🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です 😀
目的があっての住宅って 少ないかも・・・地域 ブランディングセミナーへ参加中です。
最近流行りの家のデザインは 片流れの屋根が圧倒的に占めています。 なんだか、片流れの
形状にしなくてはならない。。って思ってしまうほどです。
片流れの屋根形状が 悪いというわけではありません。
家に使用する材料や素材、 形、デザイン 多岐にわたって 間取りもそうですね
それを使用した、そのデザインにしたという理由をもった家が少ないように思います
目的がなく ただの流行であったものは、必ず 廃れる時がきます。
全国展開をされている ハウスメーカーはそれなりに 売れ筋のデザイン、ニーズを研究をし
設計をされています。 しかし、 全国、どこへ行っても 同じ仕様であり、同じデザインであり
と、その地域性に特化した家とはなっていません。
家は、気候、風土に左右されるものです。 代表的な例とすれば 北海道の住宅は陸屋根(水平)が
多いですよね、その理由は多雪地帯、 積もった雪が屋根から落ちると瞬く間に地面は雪の山となって
しまうため、今度はその雪を除雪しようとすると雪の捨て場に困ります。
だから、屋根に載せたまま雪を溶かすんです。
沖縄で 木造住宅が少ない理由は、台風の通り道となる沖縄、 突風から木造の家では弱いと
されてRC構造が圧倒的に多いです、 昨今では木造住宅もしっかりとした構造なので
増えてきているようですが。
ということなんです。 その地域、風土にあった家を建てた方がいいんですが、
圧倒的な知名度と営業力?で ハウスメーカーの デザイナーっぽい家が多くなっています
建築当初はすごくよく感じると思うんですが、 きっと 10年、20年とたった時には
飽きがくるか、 後悔するかって思います。
そのようなことから 今、私たちの気候 風土にあった家を思案中です。
近日中には 発表ができる予定です
【松本市城山|2階3LDK】趣味がくらしに溶け込む家
2024年05月10日(金)〜2024年05月20日(月) 10:00〜17:00