中古住宅を購入するときに、知っておくこと。
🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です 😀
車には安全基準は・・・あるんだよね
空き家、空き家 どこの街を見ても 空き家が多いこと、
長野県内だけに限ってのことではないはずです。若者が都会出て行く問題ではなく、
出生率、 少子高齢化の人口減少問題からだと思います。
先日、長野県も とうとう県民人口が 200万人を割るという発表がありました。
「長野県 H P より」
毎月人口異動調査に基づく、長野県の推計人口は令和6年2月1日現在で199万9,182人となりました。
総人口が200万人を下回ったのは、1973年以来
私たち 住宅を建てることに専念をしてきましたが、このまま 新築をつくり続けているのは
これから先 50年、100年後にさらに空き家を増やすだけ。
であれば 空き家を活かそう ということですが、 実際に空き家の状態は様々です。
屋根が落ちそうう、外壁はボロボロ というものから 外見はなんでもないようですが、
内部は痛みが進んでいる、一方で すぐでも住めるような状態な家もあります。
空き家を再販するリフォームがありますが、 構造的な部分を手を加えているのかという
ことが 明らかにされていないことが気になりました。
おそらく、 築年数 1981年以降に建てられて家については 構造部分については 問題が
ないと考えているのでは。
それ以前に建築された建物は 耐震補強を施すように ということが自治体から明確にされているため
安心に思えてしまうからではないでしょう。
【旧耐震基準】1981年5月31日以前に建築確認申請が行われた建物に適用
【新耐震基準】1981年6月1日以降に建築確認申請が行われた建物に適用
【2000年基準】2000年6月1日以降に建築確認申請が行われた建物(木造)に適用
ですが 2000年以降の建物でなくては 危ない、倒壊の恐れがあります。
2000年基準は、1995年の阪神・淡路大震災で多くの木造住宅が倒壊したことで、その耐震基準をより厳しくしています
つまり 24年前に建築をした木造住宅を購入するとしたら、 だいじょうか? という観点から
価格とのバランスを見極めた方がいいんじゃないかなって思います。
中古物件の 建築年が 1976年 1978年 リフォーム済み として 1500万円以上の価格の広告
もある。車で言えば、 エアバック装着なし、ABSなし、 ・・・後部座席のシートベルトなし
と同じことじゃないか。
建築した年が いつ?だからと言って 安心とか 倒壊するとかは 必ずしもいえないですが
私が 中古物件を購入するとしたら、 こうしたことも含めて 値決めの材料にしますね
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