ちの旅主催「フジモリ茶室」ツアー限定「空飛ぶ泥舟」の中に入ってみた
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
空飛ぶ茶室、なぜ茶室が高い場所になければいけないのでしょう?
目次
空飛ぶ泥舟の製作には、一般市民や子どもたちが関わりました
空飛ぶ泥舟。あれ?「泥舟」というよりも、私は宇宙船を連想しました。それとも、ジブリの世界に登場する猫バスのようにも見えませんか?とても「かわいい」建築物です。
この泥舟の製作には、一般市民や子どもたちが関わったそうです。場所は茅野市駅前で、主要な部分はプロや職人さんが手掛け、それ以外の部分は子どもたちや市民の皆さん、そして藤森照信先生も一緒に作り上げたとのことです。
特に印象的なのは、その丸みを帯びた形。曲線で構成されたデザインが、どこかユーモアと夢を感じさせます。見ているだけでほっこりする、そんな魅力的な建築物だと思いました。
ちの旅ツアーに参加しないと、空飛ぶ泥舟の中には入れません
何度もいいますが 「ちの旅さん」のツアーに参加しないと、中には入れません、上がれません。
この泥舟はワイヤーで吊られています。中にはテーブルがあり、向かい合って座ることができます。定員は6~7人ほどでしょうか。座る際は両側に均等な人数で座らないと傾いてしまいます。そして、動くたびに揺れるので、ちょっとスリルがありますね(笑)。
空飛ぶ泥舟の中は立派な茶室
泥舟といっても、中は立派な茶室です。
テーブルのほか、お茶を点てるための釜も設置されています。
ただ、頻繁にお湯を沸かすことはないそうです。やはり火を使う以上、燃える危険性も考慮されているのでしょうね。
世界で7番目に倒壊の恐れがある建物「高過庵」
続いては「高過庵」。
一部では“世界で7番目に倒壊の恐れがある建物”とも言われています。そして、この建物には建築基準法が適用されていません。というのも、10㎡以下の建物には建築許可が不要だからです。
「ツリーハウスみたいだね」とつい言いたくなりますが、それは禁句だとか。「空とぶ茶室 高過庵」というのが正式な名前です。
なぜ高い場所に茶室を作ったのか、その答えはこれ。
勘が鋭い方は、もうお分かりですよね。この景色を眺めながら…ゆったりと流れる時間を感じたいからです。
何度もいいます、中に入れるのはちの旅さんツアー限定。
そして最後に「低過庵」
そう、この茶室は地中に埋まっているので「低すぎ~」ということなんです。
室内は漆喰が塗られていて、その漆喰がストライプ模様になっています。
なぜストライプ?なぜ横しまなのか?
その秘密は、ぜひツアーに参加して確かめてみてください!
ツアーの最後は抹茶でのおもてなし。嬉しいー。
結構なお手間で。ありがとうございました。
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