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住宅工事、着手前に必ず行う現地での重要作業

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

注文住宅 間取りも、色使いも設備機器も全て決まりました。 次に行うことは、 工事に向けた準備です。
建築地(土地)の どの部分に家を建てる ということを 決めなくてなりません。

机上で図面のなかで、計画を立てた建物の位置を現地にて1分1スケール 実際の大きさに位置出しをします。「縄張り」、「地縄」
と言います。 建物の外壁にあるラインを紐で張っていきます。

この位置なのですが、 いきなり現地で、こんな感じっていう感覚では行いません、最初に行うことはその土地の境界ラインを見極めます。見極める目安が 境界杭、境界プレートなどの目印を見つけるところから始めるのです。

擁壁や、ブロック積みが道路との境にあった場合、だいたいのパターンはその壁が境となっているところが多いのですが、一概に
そうともいえ無いんです。ですから、境界となる目印を 擁壁の外側、内側と探します。地面の下に隠れていることが割と多いので、現地に行きいきなり目視でこの杭があった時は ラッキー と思います 笑

こうして見つけた杭から杭に 水糸を張り境界ラインを明確にしてそのラインから、例えば、1.5m離すとかなどと実測をして
建物の位置を決めます。こうして建物の二方向ラインの位置出したところで、 駐車スペース、玄関までのアプローチ、庭、隣家との距離間などを 確認して問題があるのか、ないのか、もう少し移動したした方がいいのではないか。と、検討をしながら進めてます。そして、ここ。という位置決めが終えると、 土地、道路、隣地の高低差の測量に入ります。 元々、計画前から高低差は大事なことですので、要所は測量や、感覚から高低差のあたりをつけていますが、行政への建築許可の申請図面に細かく高低差を明記しなくてなりませんのでこの測量は欠かせません。

機械をセットをし進めていきますが、機械の設置場所、今の時期はなるべく土、雪などの地面の上をさけるのが鉄則なんです
なぜ? 測量中、日光から機械の根本が溶け出し、数ミリ機会が傾く可能性があることから正確に測定ができないのです。
機械は水平に設置する ことが鉄則です。こういったことも、私は先輩から教わり、そして私が後輩に教えていく、経験ある者が
伝えることで いい家を建て続けられるのです。

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