諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

今年も残り、あとわずか、　年明けから始まる工事の準備を進めているエルハウスです。

私たちは、注文住宅。そして　ちっちゃい地域の工務店。
ハウスメーカー並に　成績を重視して、なんでもかんでも、スピードを上げて工事に入るということは
しません。
もちろん、　半年間も家づくりをしなければ、大変な事に陥りますが・・・。

とは言っても、家づくりは　ものづくり。　確実にいいものを作らなくてなりません、それも、家というのは
そのご家族の一生を守る箱。一度建てた家は、生涯を暮らしていく住処なんです。

１軒、１軒大切に作るには　1ヶ月に工事に入る件数を、限定することがいい物がつくれるようになるんです。
工務店って　大きくなればなるほど　品質を一定以上に保つのが難しくなるんです。
わかりますか？

現場監督の目が行き届かなくなり、　腕の良い職人さんの数にも限界があり、というわけです。
そのことをカバーするには、　マニュアルという方法がありますが、
大抵、分厚いマニュアルほど、　職人さんって読まないですよね、　　だから、今度は現場を管理する側がしっかりと
目を光らせていく必要があるんです。

一度に多くの工事を進めていくには、　人材の確保が必要ですが、　仕事のペースにあわせて人材を確保する
ほど、人材はいないのが現状ですし、建築は専門知識が必要なために　人材が育つには時間もかかるんです。

とすれば　一定以上の家はつくらない決め、確実にいい家を建てることが　家づくりに期待をしている
お客様のためなんです。
今、私の悩みの種は、　これから建築の依頼を頂いたとしても　年内に完成をさせてあげられるのか、どうか、というところです