諏訪・松本・伊那地域工務店が 凍結深度を守る理由
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
移住、定住のご計画、ご予定をされているかた 実際に土地を購入されたかたもいらっしゃるのかと思いますが、建物のご計画、ご予定はどのような
感じで進めているのでしょうか。
ご自宅、近郊の住宅展示場なども廻られて相談されるのものいいかと思います。 ハウスメーカーさんは、全国に展開されていますから、おそらくですが
遠方であっても、地場にちかい支店さんが調査から施工、お打合せは自宅近くの支店で、という感じです。メーカー内で、仕様、施工なども統一されていますから、安心ではないかと思います。
あまり、おすすめできないのが、ご自宅近くの工務店さんや、パワービルダーさんです。個性があり、デザインも素敵、こんな家にしたい、住みたいと
思い、遠方でも施工していただけるような話になったときです。
特に、私たちのような場所、標高が高いエリアでは、気温のことからも建築施工に関して 私たちでは標準と思っている施工方法が、わかっていないことが
多いと思います。 一番にあげられることは、凍結深度 です。
凍結深度とは、冬場の寒さにより地面、地中ふかく土が凍る現象から 凍上から住宅、設備などをまもるために決めた深さのことです。建物支える基礎(コンクリート)部分を地中にどの程度埋設すればよいのか?ということです。
ここを、甘く考えていると建物が凍上現象により傾きます。現に、この現象がおきているお家も何件もみてきました。
凍結深度は、建築上では設計者に委ねられているところがありますから、要注意です。 建築確認申請で自治体でチェックをしてくれるかもしれませんが、
都市計画外地域では、建築確認は不要で建築届のみの申請ですみますから ほんと、設計側、施工側の考えかただけで決まってしまいます。
建築地の地元の気候風土を熟知している地元工務店や、地元設計者さんなどがお勧めな理由はそこです。
先日も、東京のかたから茅野市○○地区で、土地を購入検討されているかたとお話をしました。標高が1100mのところです。
凍結深度のことは、知っておられましたが 他社さんからこの位の標高では通常の凍結深度でいいといわれたそうですが、この地で建築経験のある私たちの
見解は、永住されるならまだいいかもしてないですが、別荘的にすむなど冬季は留守をすることが多いのであれば、間違いなく通常より200mmは深い
凍結深度をお勧めしまいます。これも、いままで培った経験からのが私たちの見解です
諏訪市湖岸通り地区|リアルORオンライン(WEB)構造見学勉強会
■場所:長野県諏訪市湖岸通り地区
■日時:2020年10月17日(土)18日(日)
■時間:午前10:00~午後16:00(雨天決行)
※一対一のWEB見学会か、直接現場での参加かお選び頂けます。
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