諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

土地を購入検討するときに、状況確認は大切です、なにを？ということですが、　敷地の傾斜、そしてライフラインです。今回、土地を購入検討されている
お客さまの土地を見に行ってきました。
草もきれいに刈られており、6ｍ幅以上の道路に面しており一見何の問題もないような土地です、仕方ないのですが土地の形は三角です。形状は仕方ありません。

ひろーい敷地だと高低差は気が付きにくい。見た目は水平（平）に見えてしまいます。　なぜ、傾斜地は悪いのでしょうか。悪くはないのですが家は水平に建てますから、傾斜した低い側は土盛りが必要になります。　また、車を駐車するスペースも水平にしておきたいですから　傾斜にたいして平に均す必要がでてきます。このことから、土盛りなどの造成工事費用がかかります、土地代にプラスの費用が掛かることを知っておく必要があります

次に、ライフラインです。　水道、下水道が完備されていないことは物件紹介に記載されていますが、今回の土地では完備されていないことが明確になって
いますが、上水道、下水道を整備する費用がどのくらいかかるのか、気になるところです。　整備するといっても、隣接道路に上下水道などが来ていないことがあります。とすると、水道は井戸、下水道は合併浄化槽となります。井戸で水はレアなケースですが。

合併浄化槽は大きさにより予算が変わります、（建物の大きさ、住まわれ方の人数）　また条件によって補助金を受けることができます。
下水道を引き込む工事と同等の費用、もしくはそれ以上の費用が掛かりますから注意しておく必要があります。

土地購入を決める、確定するまえにライフラン、造成工事ふくめての土地の関する総額の費用をご掲示さしあげることが、不動産業者さんではそこまで
中々してもらえないことを、私達、工務店は行います