諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

私たちのような、注文住宅　つまり　自由設計の工務店では共通の悩みがります。　家（作品）の設計をしますが　平面上でしかわからず、立体としても
2次元（立面）です。　最近では３Dで御見せすることができますが、それは実物ではく、３Dの中に人物や家具を配置し、実際の目線でみえるように工夫もしていますが空想、想像の感覚でしかないことが、歯がゆい　悩みです。

高額の家を建てることを決意するお客さまにとって、酷　といえば　まさにその通りです。　車のディーラーさんみたいに、展示してある車があり、
座りごごち、運転席からみた眺望、収納の大きさ、また、家族4人で乗ってみたり（お子さんは大はしゃぎ）と、体験でいることがとてもうらやましく思います。　試乗ということまでできるのですから。　納得して買うことができますよね。

であれば、住宅展示場にモデルハウスを建てれば？という声も聞こえてきそうですが、展示場はもちません。　仮にモデルハウスとした家があっても、それと
同じ家にしてくだい。って言うかたはほんのわずかだと思います。　展示場にいってみればわかるのですが、６LDKクラスの大きい家ばかり。
いきなり、3畳くらいのひろーい玄関ホールがお出迎え（笑）　リビングは全面の吹き抜け、時にはユニットバスがガラス貼り、生活感なさすぎでしょ。
そこは、車のディーラーさんを見習いたいですね。実際に住まわれるような家を展示場にしたら・・・・。

まあ無理ですね。　お客さまに購入してほしいのですから、　他社より少しでも良く見せる、少しでも快適性と豊かさを想像させることが狙いですから
実際に住まわれている、建てていただいている家では普通といっては失礼にあたりますが、購入される動機につながらないからです。

私たちの見学会でお借りする家は、実際に住まわれる家を御見せしています。　図面ではわからない、部屋の大きさ、天井の高さ、キッチンの使い勝手、
収納の大きさ、そこだけを触って、ときのは寝そべったりと、サイズ感だけを養っていただければと思います。そして、ご自分で希望した、自由設計の図面に
また、提案してもらった間取りにあてこみ体験していただくことが目的です。

飾り棚、埋込ニッチ、スイッチなどなどは、ホームページから参考に、また、インスタから参考にご覧いただき、ご要望をお持ちください。
建築屋、プロですからできないことありません。　まずは、サイズ感から養ってみませんか。

今回の見学会のお宅は28坪の家。

　小さいさいずでも多数の部屋があり、サイズ感覚を養っていただくには、一番わかりやすい間取りになっています。