諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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暑い家、寒い家ではなく、【快適な家】ではないですか?

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

「寒い家には住みたくない」 というこんな声をは良く聞きますが、「暑い家には住みたくない」 とは、1回も聞いたことはありません。寒さは耐えられないが、暑さには耐えられる。?? そんなことはないですね。であれば、「快適な家に住みたい」ということだと思いますが、快適といういうのは、寒くもなく暑くもなくという事ではないでしょうか。
であれば、快適な家はどんな家でしょうか。

日差しと友達になることが大切

快適な家に住むにには、家をつくるなら 方角の特性を知っておくことが必要です。
東向きであれば 朝方の日当たりがよい。 南向きであれば、1日中、日当たりがよい 西向きであれば 夕方の日あたりがよい。 北向きであれば、1日をとおして日当たりが悪い。

太陽からの日差しの根拠から考える必要があります
日本には、季節があり、春、夏、秋、冬と太陽からの日差しの角度と、日照時間がことなります。
例えば、夏の太陽の角度は、約 78度(真上にちかい角度) 冬の太陽の角度は約30度(水平に近い)です。
日照時間は 南面は、夏 約7時間     冬 約9時間30分 春、秋 約12時間
北面は、夏 約7時間30分 冬 0時間      春、秋   0時間
東、西面は夏 約7時間15分  冬 約4時間15分 春、秋 約 6時間

この日照時間を踏まえて、部屋と窓を配置する事を考えると 快適な家に近くなります。部屋の中日差しを取り込む、
余計な日差しは部屋には入れない。そして、家全体の向きを、方角を、日照時間から考えて配置することです。

日差しを利用しての目的は

気持ちのよい朝を迎えたい、朝食を清々しい気持ちで迎えたい となれば、ダイニングや寝室を東側にとり、東側にを配置する。 1日を通して1番家の中で過ごす時間が多い、冬場の日中、暖房をつけないで生活をしたい、家の中を明るく保ちたいとなれば、南側、南向きに大きいを配置する。 夏場、部屋の中が気温をなるべく抑えたい、冷房効果を上げたいとなれば、西側にを設けない、もしくは小さい窓にする。寒さから部屋のなかを守りたい、ゆっくり、ぐっすり眠りたいとなれば、北側のは最小の大きさと、寝室を北側に配置する。

私が 家を快適にするときの設計ポイント

 

・東、西、北には、よほどの眺望が期待できないかぎり、徹底的に小さいにする。
・南面には、可能なかぎり大きをとりながら、プライバイシー(目線)を考える。
・家のなかで、全てに 大小問わず、可能なかぎりを配置し、日中でも明かりが期待できるように。
・部屋内では、同じ面に窓を設けず、2箇所以上のを配置する。
・家のなかの風の通り道を考えた、室内ドアの位置と配置
・バルコニーには、屋根を設け、必ずしも南側でなければならいとは決めない。
・ローカと思わせるような、ローカは最小限に。または、作らない。
・夏の日差しを遮るように、屋根の向き、軒先に出寸法を考慮する。
・隣家が近い場合は、サイドからの風を受けられる ウインドキャッチができるを選ぶ
・奥行きのながい場所では、縦に長いを使い日差しを、家の奥まで届かせる
・階段室には、高所を使い天井付近の暑い空気を逃すことを考える
・キッチンレンジフード付近には、換気効率を上げるためにを設ける
・家の中にいても、狭さを感じさせないようにの高さを天井付近近づける

まだまだ、設計ポイントは多数ありますが、快適という面で整理すると こんな感じですが、共通する言葉に、窓という
言葉が出てくる事が多いはずですが、快適=窓 というが ポイントなんですよ。
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