AUG 11 2021

長野県松本市安曇　乗鞍岳　ビキナー登山コースへようこそ

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

お盆や休み入る、すでに入っている方もいるかと思いますが、このお盆、天候の予報が今一、良くないようです。
スカッした夏らしい空を期待したいです。

標高３０００m超えの山に気軽に　ビギナーでも登ることができる　松本市の山を紹介します。　登山入り口が
松本市、山頂は岐阜県高山市　乗鞍岳です。ここには、岐阜県側または長野県側から　シャトルバスにて標高２７００mまで上がることができるのだから、ハイキング感覚で行くことができ、バスの降り場（畳平）から、１時間30分ほどで乗鞍岳は3,026mの主峰「剣ヶ峰」に登頂ができます。

1時間30分も登るの？のは　いや、という方でも　この畳平からの景色は圧巻。北アルプス、八ヶ岳、御嶽山など周囲の山々を眺めることができ、　大雪渓もありということで　ここ、畳平だけでも　山岳気分が味あうことができますので、バスハイクだけでも満足できるところが特徴です。おじいちゃん、おばあちゃん、お孫さんまで３世代で
登山ができる山はここしかない。と、思います。

乗鞍観光センターからシャトルバスに乗車そこから　約50分。１時間に約１本のペースで出ています。
先日の４連休はバスを増設の上、半端なくいっぱいの乗客だったそうです。

畳平に到着、売店ありトイレあり　ちょーいい環境。そこからは、３0分程度で、大黒岳、富士見岳、摩利支岳に
3つの頂上を登ことができます。今日の目当ては　剣ヶ峰。とりあえず、剣ヶ峰の反対方向の景色を見ようと
大黒岳に。　槍ヶ岳、焼岳など　北アルプス、立山連峰が見えすばらしい、ここだけでも満足ができますね、因みにこの辺りは熊が出没するらしいです。

そして次には、富士見岳を目指して歩きます。　石ころ、ゴロゴロですが、歩きにくいというところまではいかな程度、登りはきついのですが、距離が短いためあっというまに山頂へ、

山の下ると　いよいよ剣ヶ峰の入り口の
肩の小屋を目指します。左手に大雪渓がありこの時期でもスキーヤーがいます。　肩の小屋には車道があり平坦の
道を20分位、周囲の景色を楽しみながら進みます。

そうそう、山ではトイレが限られていますので、必ず　小屋ではトイレによります。　トイレは有料、　ここは100円。因みに、八ヶ岳は200円。バイオマス、雨水利用などから有料は仕方ありません。　無人箱がありますから
正直に課金しましょう。

肩の小屋から　剣ヶ峰山頂までは　やや、本格的なコースです。　ザレ場、岩場の上を歩く場所もあり、勾配も
急登な箇所もあり、と　山頂まで約１時間くらいです。スニーカーを履いたご家族、　大丈夫かな？と思うほどの
年配のご夫婦、林間学校の中学生、ビギナーでも注意していけば、問題なく登れるという感じのコースです。
迷い道、滑落などは心配がない点からも、多くの方が登っています。平日にも関わらず、登山コースは、往来の方でいっぱい。時折渋滞も。

ココへリという　救助に加入していますが、　ここなら　誰かどうかが助けてくれるという思うほど、人が多い。
山デビューするには　いい環境　安心だと思います。

下から湧いてくる雲を気にしながら　山頂を目指します。せっかくの山頂、霧に囲まれてでは、喜びも半減です。
ポールを両手に持ち　（私のなかでは　魔法の杖って名付けています）推進力の助けです、一歩、一歩足元を
気にしながらゆっくり登っていきます。　足首捻挫が登山には致命傷です。先日の八ヶ岳　天狗を目指していた時
登り始め30分で　足首を痛めました、その時は幸い、それほどの痛みがなかったので1日を過ごすことができましたが、こういうケーズも想定　テーピング、三角巾　救急道具を持ちあることにしました。

そうして山頂へ。　山頂は狭いこともあり　そこに登山者が次々と、意外にもここは密かも？と思い、少し離れた場所に移動。　せっかっく登った山頂。雲のきれるのを待ちます、　雲は流れるよに動いていきますので、時折の晴れ間が見えシャッターチャンスを待ちます。そうしている間にも、どんどん登山者が登ってきては記念撮影をしておりて行く。

大黒岳山頂で会話を交わした　岐阜から来た男女二人組から　「どうも」　と挨拶があり　ここまで早いですね、もうすぐ雲が切れますよ。教えてくれたこともあり　しばしば、山頂で一緒に撮影チャンスを待ちます。
その甲斐もあり、下界は見えはしないものの、眼下には　火口湖の権現池の全景見えます、　こういう風景こそ、写真では表せないものがありますので、肉眼でみる素晴らしさがあるので、また　山に登ろう、って気落ちになるだろうと思います。