鉄筋組み立て現場へ施工の様子を見てきました 規定通りの施工を行なっています
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
異常なくらいの暖かい陽気になったかと思えば、長袖、上着もいるといった寒い陽気になったりと おかしな春ですが、
長野県の春は きっとあっというまに終わってしまうような気がします。
現場に、基礎コンクリートを打ち込む前の状態を見てきました。 鉄筋組み立て完了状況です
2種類の太さが違う鉄筋を組み合わせます、まずは、これが適正な設計通りの間隔で組まれているのか、スケールを添えて確認です。エルハウスでは、家を支える ベースと呼ぶ耐圧板を 13mm系の鉄筋を200mm感覚で、縦横に仕込みます。
その鉄筋が地面に接することなく、規定通り浮いているのかも 確認をします (60mmです) これは、専門用語で 被り圧って言います。 なぜ?地面から浮かすのでしょうか。
コンクリートには 骨材と呼ぶ砕石をが混在します。 この 砕石の粒の大きさが約20mmくらい、つまり 地面との間に
隙間、空間がなければ コンクリートが鉄筋の下に潜りこめません。 鉄筋は コンクリートで包みことで錆から守ることができ
錆びない=強度を保つことができる からです。
鉄筋の長さは 5.5m、家の全長が7.2mだとしたら、 1本では賄えないことは分かりますね、では、2本をつなげるわけですが、ただ、つなげるのはNGです。 コンクリートの付着力が弱まるからです。ただ、つなげるとは突きつけることですが
突きつけではなく、重なりをつくりつなげるのが正しい施工です、専門用語で ラップと呼びます。
このラップの長さも 規定があります。この規定で組まれているのかどうかを確認します。 先程の13mm系であれば52cm以上です。
上にあげた事柄以外にも確認する要項はありますが、 やはり一番は 図面、予定通りの位置に鉄筋が組まれているかなんです。
これが間違っていては 確認どころではありません。稀に、この鉄筋の位置を間違えていることを発見したことがあります、
確認することで、間違いは未然に防ぐことができます。