MAR 06 2022

「ちの旅」　ー氷の恵みー　八ヶ岳登山　Vol ５（最終章）

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

八ヶ岳とは北の蓼科山（標高2,530m）から南の編笠山（標高2,524m）まで南北約25kmの距離におよそ20の峰が連なる火山列です、最高峰は赤岳２８９９m　その東側に横岳、硫黄岳と並び　とにかく安易なルートで登ことが出来るのが硫黄岳です。硫黄岳は地元の中学生も登山研修で登る山、　私も　八ヶ岳登山で一番最初に　登ったのが　今回の硫黄岳です、ですが登山は、夏と冬では
大違い、気象的なことはいうまでもありませんが、装備にしても冬であればしっかりとした装備が必要ですし、なんと言っても
登山道が全くといっていいほどわからないのです。　先駆者が歩き雪のトレースがありますが、登山コースは、一般的なコースと
バリエーションコースがあり、バリエーションコースは険しい岩場や氷の壁を登など　装備はもちろん、登山経験に左右されます

赤岳鉱泉から出発をし登り始めると　トレースが2手に分かれている箇所がありました。一方は硫黄岳方面へ、一方は違う方向へ
案内もないですから　さて？　と考えてしまいますし、恐らく硫黄だけを目指しているのだから、硫黄岳方面へ進んでしまうのでは
ないでしょうか。（硫黄岳方面のルートはバリエーションルートでした）こんなの時にもガイドさんがいると、的確なルートを案内していていだけます。冬山は、ガイドさんなど　経験値が高い方と登った方がいい、と実感しました。

下山も足元の滑りを気をつけながらゆっくりと、一歩、一歩　足を踏み出し、ピッケルで体を支えながら降りていきます。
蛇行している登山道　途中から天野さん　蛇行を無視して新雪の中に踏み入れます。　腰まである深雪、ほぼ直線的に降りてきます。深雪すぎて　歩いているのか滑っているのか　わからない状態ですがとにかく突っ込むとい感じでした。
メンバーみんな、笑がとまりません。　こうしたルートを選べるのもガイドさんならではだと思いました。
案の定、私たちがつけたトレースの後を、後から下山してきた方が　同じルートを降りてくるの目にしました。

要約、赤岳鉱泉まで降りることができましたが　ここまでかなり、足が疲れている感覚を覚えています。ここからまだ、下山するまで２時間30分ほど　かなりきついという感じがしました、その様子から、渡辺さんから　ストッレチを教わり足腰を伸ばします。
天野さん、渡辺さんに二人が一部私の荷物を持って下山してくれることになり、かなり助かりました。（お言葉に甘えます　笑）

昼食、休憩もあったことで、小屋からの下山は先ほどよりかなり足の疲れは感じません。ですが、天野さんの先導、下山スピードが
かなり早いんです、都会で駅を行き交う人もかなり歩くスピードが早いと感じている方おいると思いますが、それ以上のスピードです、早くない？と思いましたが　それなりの理由があるようです。

下山はなるべくスピードをアップすること、ゆっくりもたもた歩くより、下山後の足の疲れが全然違うらしいです、早くあることが
かえって疲労が残らないということらしいです。今ままでの自分は、疲労が溜まる下山の時は、ゆっくり、もっさりと降りていました。

午後　4時頃でしょうか、メンバー全員無事に　下山できました。夏と冬の登山、全然違う、技術も経験も冬山は要する。

氷の恵　このツアーで　感じたこと
・白銀の世界の八ヶ岳　とっても素晴らしい、白さと雄大差は　夏とは全く違う。
・茅野市の改めて素晴らしいさを実感、体験ができる
・アイスキャンディ体験　通常では経験できない　クライミングもできるは魅力
・国際ガイドさん　プロガイドさんのサポートがあり　安全かつ、安心して冬山登山が経験ができる
・雪山への知識、経験がなくとも、正しい技術、心理面、全ての細いところまで　学ぶことができる
（グローブは雪の上におくな、衣類なども濡らさないように注意する、荷物は軽く、体重は軽く　笑）
・登山というものの、楽しさと同時に、ガイドさんがいるからこそ　厳しさも教えもらうことができる
・経験豊富なお二人のガイドさんから　登山の様々な経験からの　トラブルも含めてエピソード話を聞くことができる
・赤岳鉱泉、山のなかといい環境でありながらも　贅沢な食事と贅沢な部屋で快適なひと時を過ごすことができる
・山行では、見知らぬ人とあいさつを交わすことが多いですが、２日間、見知らぬメンバーと過ごすことで、より登山が楽しく
感じることと、一期一会の出会いが待っている