「住宅の屋根」傾斜も形状も目的に沿って決めています
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
屋根の角度、勾配にはどうやって決めるの?という質問をいただきました。
目的によってです。
例えば、小屋裏部屋や、小屋裏収納、ロフトなど天井裏を使いたいという要望があれば
空間を確保するために、天井裏の高さが一定以上必要になることから、角度をきつく、勾配を急にします。
屋根の形状に至っても、このことから 切妻屋根、片流れ屋根という形状にします。
デザイン性、外観の好みです。 最近の住宅のデザインは とんがった屋根の形状の家がすくなったと思いませんか。洋風のデザインを意識した
住宅のほどんどは、屋根の角度が急になっています。 和風のデザインを意識した住宅はその反対で、屋根の角度が緩やかになっています。
シンプルなデザインの住宅は、さらに緩やかにします。 陸屋根といった ほぼ平に近い角度を用います。
太陽光パネルを搭載したときに、効率の良い発電を得るにも、屋根の角度が影響を与えます。地域によって変わりますが、30度前後の角度が
良いです、 屋根勾配 5、5寸から6寸です、20度の角度にしたとしても 30度を100%ととした場合、98%の効率と言われていますので
僅かな効率の違いです。
積雪量が多いと、積雪の影響を考えて屋根の角度を変えます。 積雪が与える影響は建物への荷重の負担です、屋根の上から早く雪を落とすのが
狙いになります、とすると屋根の傾斜は急にします。急な角度にすればするほど落雪しやすくできます。一方、落雪の場所、スペースがない、狭いとなれば、屋根の上で雪を溜める必要があります、この時は落雪目的との真逆の手法、ほとんど屋根の傾斜をつけません。陸屋根ですね
使用したい屋根の材料にもよって傾斜は変わります。 例えば、瓦であれば 一定以上の角度 確か4寸勾配以上だったでしょうか。
メーカーからの規定角度が設けられています、スレート材も同じです。 一定以上の角度とは、雨漏りを防ぐため、雨の流れやすくするためにです
以上のような理由から 角度、勾配を決めますが 屋根の形状も、目的があって選定をしますが、
屋根の形状は、家の外観で、壁に使用する色、材料以上に 重要です、デザインをよくする、悪くするも屋根の形状、角度が大きく関わってきますので、なんとく、決めているというわけではありません
長野県諏訪地域で開催する4人家族が楽しく暮らせる家は、テーマが3つ。「伸び伸び」「生活スタイル」「土地活用」全てをみたした最高の1軒を実際に見学できるのは9日間のみ|2022年7月の完成見学会のお知らせ
■場所:長野県茅野市玉川地区
■日時:2022年7月23日(土曜日)〜31日(日曜日)完全予約制
■時間:午前10:00~午後16:00(雨天決行)
※直接現場での参加か、一対一のWEB見学会か、お選び頂けます。
売り込みは一切ありません。
安心してご参加下さい。
電話で席を確保する
フリーダイヤル0120-71-2415 ご住所・お名前・電話番号をお伝えください