
本沢温泉『雲上の湯』へのアクセス方法と野天風呂に入る時のマナーを徹底解説!
🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です 😀
目次
本沢温泉への行き方は3通り
本沢温泉への行き方は、稲子湯経由、茅野側から八ヶ岳を越える夏沢峠経由、そして今回の本沢温泉登山口からのルートと、3つのパターンがあります。今回は最も一般的な本沢登山口からスタートします。
今回は最も一般的な本沢登山口からスタート
本沢登山口からは林道を登っていくのですが、実は途中のゲートまで約1時間ほど歩く区間を車で行くことも可能です。そこで車でゲートまで進むことにしましたが、悪路のため「ガツンッ」と車の下回りを擦る音が響きました。そのため、20メートルほど進んだところで即座に撤退することにしました。
コースタイムは往復5時間!本沢登山口から歩いていきます
やはり、本沢登山口から歩くことを選択しました。
コースタイムは往復5時間、標高差は約700mです。
登山道といっても林道なので、比較的歩きやすい道です。ただし、舗装はされておらず、ところどころ岩や砂利が混じっています。また、ゆるやかな勾配を進みながら、樹林帯やクマザサの中を歩いていきます。
途中、自転車を発見。
おい、ここまで自転車でくるとは強者。よく見たら電動自転車。
へー、でも賢い選択だ。
ゲートを過ぎでもスニーカーでも問題なく歩ける!
やがてゲートにたどり着き、ここで小休止。勾配は緩やかでも、1時間も歩くとさすがに少し疲れが出ます。エネルギーチャージをして再び出発。
ゲートを過ぎると道幅は狭くなりますが、普通の山道といった感じで、スニーカーでも問題なく歩ける道です。周囲は八ヶ岳らしい苔むした樹林帯が広がり、「ほう、いいね」と思わず声が漏れるほど。緑の香りが心地よく感じられます。
熊に怯えながらも「森のくまさん」を歌ってみた
そうそう、最近は熊の出没が多いので、心のどこかに不安を抱えながらも鈴を鳴らし、歌を歌いながら(笑)自分の存在をアピールして進みました。幸いにも熊に出会うことはなく無事に終えたのは、歌のおかげかもしれません。「ある日、♪ クマさんに、出会ったあ〜、花咲く森の道、クマさんに出会った〜♪」と鼻歌を歌いながら歩いていました。
本沢温泉までの道中は、ほぼ眺望らしい眺望はありません。ただ唯一、眺望ポイントとされる場所がここにあります。しかし、実際にはほとんど何も見えず(笑)。看板がなければ誰も気づかないだろうと思えるほどの眺望ポイントです。
少しずつ道幅が狭くなり、本沢温泉までのルートで唯一危険と思われる箇所に差し掛かります。左側は崖下、右上は崖。落石があるかもしれないと感じるのは、このあたりだけです。
その後は渓谷沿いを進みます。「よくこんな場所に歩道を作ったなあ」と感心させられるようなところです。この辺りの雰囲気はとても気に入っています。
ここからあと少し、と思いきや、結構な距離がありました。
励ましの看板。ありがたい
あと少し。テント場を過ぎると水場があり、とっても冷たい美味しい水
ようやく小屋に到着。スタート地点には所要時間2時間30分と書かれていましたが、実際には2時間15分ほどで到着しました。まずまずのペースです。
いよいよ野天風呂「雲上の湯」へ出発
本沢温泉。ここは通年営業しているため、真冬でも湯治に来られるということです。来年の冬に泊まりで訪れてみようかなと思っています。
入浴料1,000円を払い、小屋前のテーブルを借りて、野天風呂に入りたい気持ちを抑えつつ昼食タイム。
そして、いよいよ「雲上の湯」へ向かいます。小屋から徒歩10分ほど。リュックはここに置かせてもらい、タオルと海パンだけを持って野天風呂へ出発です。
このまま直進すると夏沢峠に出ます。そう、八ヶ岳へ登るルートになります。
百数十年前、この峠は佐久と茅野を結ぶ重要な道だったそうです。へえ、こんな険しい山道がかつて生活の一部だったなんて、すごいですね。
もう少しだよ
じゃじゃーん!といった感じで突然谷が現れ、硫黄岳の爆裂火口が目の前に広がります。一気に硫黄の匂いが漂い始め、これがまさに硫黄岳の本物の直下です。
渓流が流れる崖の中腹に、足場が整えられたように佇む野天風呂。白い湯船からは湯煙が立ち上り、まさに最高の景色です。この日は、驚くほど美しい「八ヶ岳ブルー」の空が広がり、空を飛ぶ飛行機の姿まではっきりと見えました。
野天風呂は混浴!デリケートな方は来ない方がいい
当然ながら野天風呂なので、着替える場所はありません。デリケートな方は来ない方がいいです。湯船のほとりで着替えることになりますが、念のため言っておくと、ここは混浴です。ただし、唯一のマナーとして水着の着用が求められます。
そうそう、山では性別にこだわることはありません。みんな同じ条件で楽しむものです。その点を気にされる方は、正直、山登りには向いていないのではと私は思います。
野天風呂「雲上の湯」ワイルドな場所。デリケートの人には無理です
さて、湯船はやはり熱めです。とはいえ、体感では42度ちょっとといった感じ。5分ほど浸かってから上がり、涼みます。山の中は、たとえ夏日といわれる日でも涼しい、いや、少し寒いくらいです。そのため、温まった体を冷やすにはちょうど良い環境ですね。
湯船は少し深めで、約1.2mほど。底は砂地になっています。このあたりも、デリケートな方には無理です。ここは本当にワイルドな場所ですから。
出会いもワイルド。温泉友になり、お付き合いありがとうございました。
美女と親父2人の3ショットです。
こうして、熊さんにも会うことなく無事に2時間あまりで下山しました。そういえば、登山道にはその道を切り開いた人の名前が付けられていることがよくありますね。
「源吉さん、ありがとうございます。」