信州ど真ん中 絶対におすすめしたい 絶景の高ボッチ 「塩尻市」
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
初めて行った、高ボッチ高原、 諏訪、松本地域のなかで眺めが良く、グッドな写真が撮れる場所と、間違いなく一押し。高ボッチ岡谷市と塩尻市との境にある、標高1,665メートルの山。高原です。冬季以外は車で高原まで行くことができます。
と言っても、私、今まで、一度も訪れたことがなく、今回、初めて行ったわけですが、冬季のため登山口から登り始めました。
山頂までの行程は 往復3.5時間 約8km 標高差 600程度、この日の気温は 里で7℃くらいのポカポカ陽気
塩尻市のブリーズベイリゾート塩尻かたおかホテルの駐車場をお借りして ホテルの脇から入山です。(冬季はホテルは休業中)
わずかな雪があるものの、登山道には所々地面も見えるために、アイゼンは装着せずに登り始めます。
林の中を抜けていきますので、日影には雪が残り、ひなたは地肌がと言う感じですが10分ほど登るとびっしりと雪がありましたので
ここで、アイゼンを(滑り止め)装着です。
冬季の登山の良いところを気がつきました。
積雪により石、根っこなどの凹凸が雪で隠れて平なっていること、滑り易いと言うことを除けば歩き易い。低山なために、くるぶしまでくらいの積雪で、かつ、先行者の足跡(トレース)をたどれるため、道を謝る可能性が少ない点です
(ピンクリボンの目印がありますので、トレースがなくとも問題はないのですが)
途中迂回している、林道を横ぎる登山道ですが、案外、直線に伸びる(直登)ため、5分歩いては、30秒立ち止まる、 この繰り返しでした、前回の登山から三週間以上空きましたので、体力低下かもしれません。(いやいや、歳のせいでしょ。 笑)
あと、2.8km あと2.0kmの標識を見た時には、標識を恨みました。 おいおい、0.8kmしか進んでないのかと心が折れました。
ですが、静かな林の中を、熊除けの鈴の音だけが響く、雪で真っ白な幻想的な森を進みます。積雪がかなり多くなったと感じたところあたりから後ろを振り返ると、塩尻、松本平が見渡すことができ、萎えていた気持ちが一気にやる気に変わり
そこから、雪原を登り続けます、周囲に木々がない分、風あたりを強めに感じますが 空は綺麗な青、白と、青のコントラストの
中を登り続けます。トレースがあるのですが、時たま、膝丈くらい ズボって埋まります。
やがて 牧場の柵が見え 高ボッチ高原に到着です、休憩小屋などありますが当然閉まってはいます。 ここ高ボッチ高原は
夏、8月に草競馬大会が開かれる 日本一標高の高い競馬場としても知られています。
雪で半分以上埋まった柵と柵の間に高原内のコースが 山頂まで続いています。 コース外には、スノーシューで歩いた跡があちこちに。 ここで、皆さん思い思いの楽しみ方をされているんですね。
山頂に到着。 360度の視界が一気に開けます、この瞬間、この光景を見たくて皆さん、ここにやってくるのがよくわかります。
高ボッチからの風景写真を目にしてはいましたが、 納得できます。 まさに、ここ、 諏訪、松本エリアの低山、どこよりも
すばらしい眺望だと思いました。「日本一のシャッターポイント」と言われるのが納得です。
諏訪湖が一望でき、その奥の中央に富士山、左手に八ヶ岳と 素晴らしい (この日は雲がかかり富士山は見えませんが)
アニメ、『ゆるキャン△』 映画 『君の名は』 での聖地としても人気があるようです
山頂に着いた頃は、少し風強め山頂は水平の広いスペースになっており 高ボッチの標識と、長野県の真ん中?を記す石盤が。