NHKでも特集された「住宅の室内温度と健康との関わり」|エコ住宅と健康の関係性をプロが解説!
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です。
NHKクローズアップ現代で「住宅の室内温度と健康との関わり」が取り上げられました
17日、19時30分から20時までNHKの『クローズアップ現代』の番組を見ていました。住宅の室内温度と健康との関わりが取り上げられていました。
日本の多くの住宅では冬の室内温度が低すぎることで、脳卒中など血液の循環が悪くなり、それが原因で死に至ることがあります。「ヒートショック死」
暖房が効いた室内から急に外に出た瞬間、温度差が10度もある劣悪な環境です。温暖な地域ほど寒さを軽んじており、そのために住宅の造りが粗末になっているということが、番組でも取り上げられていました。
健康的な室温を保つためには、最低でも18度が必要とされ、24度程度まであっても良いと言われています。
もう一点、床付近と天井付近の室温の差についても取り上げられました。
サーモグラフィーによると、従来の家の造りでは床付近が青色で、天井付近が黄色や赤色で示されています。これは、足の先から頭の先まで温度差が存在することを示しています。
「健康」と「性能」と「支払い」が快適に保てる家、エコ住宅
原因の一つに、サッシがあります。
アルミ製の1枚ガラスです。
私たちが住む長野県では、今では断熱性の高いペアガラスが一般的に使用されていますが、30年以上前の家は1枚ガラスのサッシがほとんどです。
私の実家も築40数年で、子供の頃は1枚ガラスでしたが、今はペアガラスのサッシに変えています。
とにかく、家全体を魔法瓶のように外部から覆うことが重要です。
局所的に暖かくするのではなく、温度差が生じないように、室内のどこにいても同じような温度を保てることが大切です。
しかし、空間が広いと、暖める面積が大きくなり、断熱性能が低いと、室内を暖めるのが困難になり、光熱費が高くなります。
健康に暮らすためには、家の性能が重要ですが、性能を高めようとすると建築費が増え、結果的に月々の支払いに無理が生じることがあります。適度な性能を持ちながら、室温を20度から21度程度に保てる家、それがエコ住宅なのです。
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