「初日の出」おすすめは富士見町にある入笠山!初日の出登山ガイド
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
目次
富士見町の入笠山で新年のご来光を楽しむ
身近な山、いつも見ている入笠山にご来光を見ようと、元旦の早朝に登ってきました。
富士見町にあるこの山は、私たちにとって特別な場所です。
富士見パノラマスキー場が、1日限定企画として早朝5時30分からゴンドラを山頂まで動かしているという情報を知り、初めてのご来光登山に挑戦することにしました。
テーマは「軽登山でご来光を!」です。
ゴンドラの利用には往復1,700円が必要ですが、それ以上の価値がある体験です。
入笠山ご来光チャレンジ!寒さ対策と雪の準備を万全に
前日からの天気予報で快晴は間違いないと思っていましたが、今シーズンの最低気温予測で平地でも−8度の予報です。山頂の気温は一体何度になるのかと考え、ダウンジャケットの上にさらにウェアを着込み、足の冷え対策としてアンダータイツ、冬用パンツ、そしてゴアテックスのレインパンツを装備しました。頭には目隠し帽を被り、万全の寒さ対策で挑みました。
しかし予想外だったのは、突風と雪の量でした。笑。前日までの降雪で、山頂は40cm位の積雪がありました。(深雪は想定していませんでした)
入笠山ご来光ハイキングは初心者にもおすすめのライトな登山コース
ゴンドラ山頂部から、入笠山山頂までは往復3.5kmの道のり。時間にして2時間以下ほどのコース。ライトな感覚で登ることができ、寒さ対策だけをおこたわなければ安全な登山コースです。
実際に、長靴とスキーウエアーだけという強者もいました。
(さすが、常連さんなのかな?)
ご来光には間に合わず!予想外の混雑と長蛇の列
夜も明けないゴンドラ乗り場につくと、券を求める長蛇の列。
駐車場には100台位停まっている感じ。
並ぶのが嫌なので、暫く車で様子見。これが、頂上でのご来光に間に合わなかった という結果になった要因になりす。泣
ゴンドラ乗車の時に、積雪が多いことへの忠告を受けて乗り込みます。真っ暗な闇の中ゴンドラは山頂に向かいます。暗闇を進み(そういえば、ゴンドラって照明はないんですよね、改めて気がつきました)
入笠山ご来光登山の雪中トレッキング|迷うも先駆者頼みで進む
ゴンドラ降り場につき、山頂部の休憩室にはストーブがありありがたいです。
ゆっくり、アイゼンを着ける事ができまました。
そこからベッドライトをつけ外へ出ます。
暗闇、標識はよく見えずとも、雪のトレースと先駆者頼みで進みます。
ご来光登山は人が多いことのメリットです(安心)誰かについていけば問題はない。迷うことはないと確信。
ですがしばらく進むと、林間のなかで暗闇と、積雪40センチ、風強しで、吹き溜まりの場所もあり、複数のトレースがあると、どこを辿ろう?と迷ってしまいます。先駆者も迷っているようですが、先駆者を無視して別コースでいく?その方向は深雪をかき分ける(ラッセル)覚悟なら、気にしなくても 辿り着けるのですが^_^
体力の消耗は勘弁。流れに任せますか。という感じで後をついていくことに。
中にはガツガツとラッセルで進んむ登山者もいて、湿原、雪一面ならではの、コースは関係なく思い思いの道のりです。誰かが痕跡を残せば、その後を進む。って感じですか。
まあ、これも入笠山が普段でもライトに登れる山だからでしょうか。ただ、積雪量を考えるとアイゼンではなくスノーシューが良かったなぁと思いました。時々踏み入れる足元が積雪に埋まり、体力が消耗しました。
ようやく入笠山山頂に!
徐々に周囲は明るくなり 遠くに赤く焼けた空が見えますが、まだまだ山頂までかかります。山頂まで、後15分のところで、近道を教えてもらいましたが そのコースは急登と雪の深さから かなりきつかった💦 そうこして、ようやく山頂に。
途中の風の強さから 覚悟はしていたものの、天気は快晴でしたが、 突風からの雪が舞い上がり、 体感温度は、−15度位。イャ、もっとかな? 日の出のタイミングには、 間に合いませんでしたが、新年の 寒風の、澄んだ空気から 綺麗に輝く太陽と、景色を見られたので ◎です!!
諏訪湖が望めます。
富士山も幻想的。
八ヶ岳は雲に包まれ。
行きは、初日の出の時間を気にかけてガツガツと進みましたが、下山はゆっくり周囲を見ながら下ります。綺麗な雪原、雪に覆われた樹木、冬の林間気分を味わっての下山でした。
山頂付近で幼馴染とすれ違い、再び一緒に登ろうと引き返してくれましたが、体力的にも寒さ的にも厳しいので、彼に「やめなよ」と断りました。そのこともあり、来年の初日の出も入笠山で迎えようと決めながら下山しました。
ベストな土地購入個別相談こちら