建築費 2000万円前半の家 エコ住宅の実力
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
私たちの エコ住宅の実力はこのくらい これは凄い、いや これしか、一体どうなんだろう。
見学会を開催中の 富士見町にあるお宅の室内表面温度を計測してきました、 室内温度ではなく表面温度です。
表面温度を計測する意図は、 物質が温められる原理は 周囲の熱が伝わることで温められるからです、故に、壁、天井、床の
表面の温度が高ければ、高いほど空間の温度は高くなります。
条件:
計測した時の外気温は 3度。 エアコンの設定温度は22度 天候は曇りのため、エアコンは稼働中。 リビングの隅に1台。
2Fの主寝室に1台。 室内のドアは全て開放状態 24時間以上連続エアコン稼働。 延べ床面積 35坪 5LDK、床下 基礎断熱工法 第三種換気システム。地域区分 3地域 断熱等級4 外皮平均熱還流率 0.42w/m2・K
1Fリビング設置のエアコン下の壁 21.4度 まずまず正常。
リンビングエアコン設置の壁から対角線の壁 温度差はほぼなし
リンビング天井 ここも一定の温度をキープ (上部につきあたりまえの結果)
リビング床 若干の温度低下は見られるものの、ー4度以内であれば温度差は感じられない
三種換気の外部から流入口 確実に冷気の流入はあるが 周辺では問題ない温度を確認
1F のエアコン設置場所から 一番遠い部屋の壁表面 (北東の角部屋) このお宅で一番条件が悪い場所
流石に ここまで温度の低下があるものの、若干のひんやりした感覚はある
2F設置の主審室のエアコン 正常温度
2Fのエアコン設置場所から 一番遠い部屋の壁表面(北東の角部屋) 2Fだけあって1Fからの温風の恩恵を受けている
同じく、同部屋の床表面温度 2Fだけあり 1Fの天井空間の熱が伝わってきている
基礎断熱 床下 土間コンクリート表面 因み、床下への空気流入口真下は 16℃でした
課題は エアコン設置の部屋から部屋への室温、 住まいかたを工夫して 室内空間を一定に近い温度をキープさせること
特に、一番条件の悪い部屋、空間。 ここに暖房機器が必要かどうか。 住まい手の感覚。寝るだけの部屋と考えれば
十分な温度を保って入る。 床が冷んやり感じないことから 十分の室温でもあると考える