雪の重みから十分耐えるものを選ぶ「カーポート」
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
お住まいの地域の気候の条件のよっては、家の造り方が変わってくることは知っていましたか。
そのように言われて誰でも思いつくのが、気温の差からの断熱材の厚みを変えたり、窓ガラスを ペアガラスからトリプルガラスに
変えることなのですが、 もう一つあげるのが、冬の積雪量を考慮するかどうかなのです。
積雪量により、先に述べてこととは違い、雪の重みから建物が崩壊(潰されない)ように、構造を強化しなくてはなりません。
木造住宅は、柱、梁と呼ぶ部材で支えています、構造強化、まず、柱の太さを変えます。一般的に使われている柱の太さは、
105mm角ですが、これを120mm角と柱を太くします。
同時に柱を太くした分、 梁と呼ぶ水平面を支える木材も 105mmの幅から120mmの幅といった太い材木に変えます。
そのほか、屋根面を支える骨組みの木材のサイズを大きくしたり、木材と木材の間の間隔を狭くしたりと とにかく積雪に耐えられるように強化してます
過去数年前、諏訪地域、松本地域でも稀にみないほどの大雪に見舞われたことがあります。このときに カーポートが多数潰れた
という被害がおきました。 この原因は、カーポートも積雪荷重を考慮をしたタイプが3つあるのですが、恐らくですが、安価なタイプを設置したためだと思います。積雪量を耐える力と比例して価格も比例してます。
安価で売られているタイプは、積雪量を20cm程度を想定していますから、当然ながら強度不足ということになります。
実際にものを選ぶときには、 以下のような 積雪量を参考にして、積雪量も余裕をもったタイプを選ぶことです。
出典:気象庁ホームペー
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