建築士が教える!家づくりで必ず直面する「3つの壁」を乗り越える方法
諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です。
さすが。っていうのは照れくさいですが・・笑
目次
家づくりでぶちあたる壁は3つあります
1、土地を探す、決める
2、建築してもらう相手、メーカー、工務店を決める
3、間取りを決める
「間取りを決める」という大きな壁
土地探しや建築業者の選定という壁を乗り越えた後、次にやってくるのが間取りを決めるという大きな壁です。特に悩まされるのが、決めた間取りやデザインが予算をオーバーしてしまうときです。
「あれもこれも」と理想を詰め込むと、どうしても面積が大きくなりがちで、これは仕方のないことです。見えない部分を想像しても、どれくらいの大きさになるのかはわからないものです。
一度間取りとして図面に起こし、見える化するのは良いステップです。
そこから、「予算を抑えるにはどうすればいいか」と具体的に考え始めることができます。
そうすることで、何を削るべきか、何を残すべきかが見えてくるのです。
妥協が歪な建物を生む原因になる
多くの場合、間取りを決めた後、予算オーバーを防ぐために「この部分をやめよう」と考えることになります。しかし、そのまま不要な部屋を取りやめると、家のデザインが出っ張ったり引っ込んだりして、歪な形になってしまうことがよくあります。
多くの方は「仕方がない」と思いがちで、設計士でさえ「ああ、こうなるのは仕方がないよな」と、予算重視の計画に妥協してしまうことがあります。しかし、こうした結果が歪な建物を生む原因となってしまうのです。
建築士冥利に尽きる瞬間
面積を削ることは簡単ではありません。
例えば、たった4坪を削るために「あーでもない、こーでもない」と何度も間取りを書き換え、立面での検証を繰り返すことになります。
結果的には1坪オーバーの、3坪しか削れなかったのですが、「まさか、こういう形もあるんだ!」とむしろデザインが良くなりました。
その瞬間、時間をかけて苦労したことがすべて報われました。
間取りが決まり、これからが本当にワクワクする家づくりの始まりです。
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