諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です

住宅への　気密に関して　軽視してはいけません

住宅の気密って言葉さえ知らない方もいるかもしれませんが、　住宅気密とは、室内と外部との間で　どの位空気が行き来しているのかということ指します。
気密性が高い　って言えば　室内の隙間が少ない＝外部からの空気が入ってきにくい　ということです。
この気密は数値で　C値っていう値で示されます。

住宅の省エネ基準で、この4月から　断熱等級５というランクが設けられますが　このランクを示す値には　外皮平均熱貫流率（U_A値）　が用いられています。　決して　気密　C値のことは触れられていません。ここを覚えておいてください

C値とは、家中の隙間を集めた隙間面積（cm2）を延べ床面積（m2）で割ったもので、単位はcm2/m2で表します。 C値の値が小さいほど隙間が少なく、気密性が高い事を表しています。

例えば　40tuC値＝1.0cm²/m^{2とすると　これは}ハガキ１枚分の隙間を表します　ハガキ1枚　10cmx14.8cm=148cm2

かつての　省エネ基準ではC値基準は5.0cm²/m²以下に設定されていましたが、改正省エネ基準では　この気密性に関しての
数値すら　現在は削除されました。　（住宅全体でハガキ約5枚分の大きさの隙間が開いているということになります）

住宅には　換気の計画が義務づけられていますが、この換気計画の計算は　気密性のことは考慮されてはいません。
ということは、　家中の埃、チリなど計画通りの空気の流れなら充満しないとも言えるのですが、隙間があれば、隙間からの風により空気が動き、実際は　換気計画からの空気の流れとは言えないのです。
日本は高温、多湿の気候だから　隙間ぐらいあった方がいい　という馬鹿げた考えは昭和の時代の家づくりで終わっているのです。

エルハウスの住宅では、定期的に気密測定を行っています。　標準的な家の作り方で　C値　1.0　エコ住宅で　C値0.5以下と
なっています

諏訪・松本・伊那で新築注文住宅を考えている家族のためのオンライン相談会」

「成功する土地購入３つの法則と買ってはいけない土地の個別相談に申し込む」