20年の経験から見る木製窓の進化と注意点
🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です 😀
国内のサッシメーカーから 木製の窓が発売されてきました
今更?って感じですが・・
今回は、私が25年間使用してきた木製窓の進化と注意点についてお話しします。
木製窓の魅力はもちろん、その裏にあるメンテナンスの重要性についても触れていきたいと思います。
木製窓の魅力とデザインの進化
カッコがいい 室内から見て 木の縁が自然感が味わえて
魅力的です。 木の縁っていうと、昭和前の家では 普通に使われていた
木製の縁の窓ですが、
(仕方がないですね、アルミとか樹脂とかを使用するという
技術がなかったんですから)
長期使用で分かったメンテナンスの重要性
木製サッシの最大の欠点は、 木枠は 雨濡れに弱い、その欠点を補うために
アルミクラッドという、内側は木 外側はアルミ という複合の窓があるんですが
これで 安心というわけにいかない。
木枠に、木材の保護のために塗装をします、この塗装は、細い縁などを
塗るために面倒くさい。 とっても自邸は 塗装業者さんにやってもらいましたが。
しかし、数十年経過してその塗装の塗膜が持続するのか?ていうと持続はしません。
陽当たりが良い 窓は 紫外線の光線が いやというほど浴びます。 ゆえに
塗膜の劣化も早いんです
木製窓技術と選び方
木製は 外部からの熱が伝わる時間は 金属より 樹脂よりも遅いです、ということは
熱が伝わりにくい= 断熱性能としては優れているんです
木製サッシ 縦滑り出しの窓 は選ばない・・・。
メンテナンス性でお伝えしたように、 木製も枠は雨に濡れさせたくないんです。
降雨時は 窓を閉めるから大丈夫とお考えのかたは、 ちょっとまった。
梅雨時期 ジトジト湿度が高い 外はしとしと 小雨。 雨が吹き込むようなことはありません、
この時に 窓を閉めますかってことです、 開けておきたいですよね
しかし、外に開き出した窓、ガラスの縁には小雨であっても 濡れてしまうんです。
しかも 閉めた時には 濡れた木枠は乾かないうちに 閉めるものですから
年数が経過すると、 黒くカビのような状況が生まれます
木製窓の進化は目覚ましいものがありますが、その魅力を最大限に活かすためには適切なメンテナンスが欠かせません。
20年間の経験を通じて学んだことを基に、皆さんの家づくりに役立つ情報を提供できればと思います。
ぜひ、参考にしてください
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