
限られたスペースに壁一面に作った 本棚。
🏘諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です
もう時期完成です。
お引き渡しを前に お客様と 完成具合の確認をしてきました、 県外に住むお客様、
頻繁には来ることができないこともあり、前回、来られたのは大工さんがまだ 作業をしていた
頃、 壁紙が貼られ、照明も設備器具も設置された様子を見た お客様は感動されていた
ご様子が印象的でした。
何パターンだったかな、間取りを打ち合わせしていく途中から、奥様自身も自分なりに
間取りを書き始めて、 これどうですか、 といった、打ち合わせを繰り返してきました。
和室が増えてはへり 寝室や収納の大きさも変わり、特に洗面もある水周りは
変わっていきましたね、使用の目的が変わっていったというところです。
予算オーバーの面積をどこを減らしていこうか、でも、これだけだは残したい・・・。
みなさん、おんなじ悩みを抱えて、最終的にまとまっていくんです。
実際に、今打ち合わせを繰り返しているお客様も 全く同じ。
あれもやりたい、これもこうしたい となった時には どうしても 家の面積が大きくなり
予算がオーバーしていきます。
お客様と、打ち合わせをしていく過程で、あーきっと予算オーバーになると思うけど・・
と、私は感じますが、 最初にそのことは伝えずに まずは 希望を全て聞き入れて
一旦は間取りを描き見せるようにしています。
理由とすると、 口頭で説明しても理解しがたい と思うんです。
こうなっているという間取りを見てもらい、 ここの部分は どしますか?
と、実間取りの上で 考えてもらうようにしています。
一緒に間取りを仕上げていく 、 というところに重点を置いています。
これが 注文住宅、自由設計の醍醐味だと思うんです。
私に任せます。 というお客様もいますが、 多少なり間取りの修正は必ずおきます、
細かく、お客様の希望、暮らし方をお聞きして、想像を膨らましても
お客様自身の考えが変わったり、 情報が増えたりと 変化していくんです。
今回、圧巻は、、最後の最後に キッチンの裏に本棚を作りたい という
ご希望でした、ですが そこには通常の本棚を作るには とても狭いなり
使い勝手が悪い、ならばそのスペースを広げれば解決するんですが、
ダイニング、リビングが小さくなる、 それは譲れない。
本棚は欲しい、 本棚へのスペースが 使いづらくても良い というお客様ですが
流石に 60センチしかなスペースでは 本の出し入れも苦労されるだろうと、
考えて、 普通は空洞である壁の内部を利用して 本棚を作ってみました。
しかも 低予算で。 構造の柱や 棚板も構造の合板で仕上げることで実現した本棚はこちらです。