諏訪・松本の工務店の社長ブログ|家族物語843

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初心者にもおすすめ!八ヶ岳「硫黄岳」登山に挑戦 – 骨折リハビリ後の日帰り登山体験記

諏訪地域、松本地域、伊那地域の工務店の池原です。

骨折からの復帰!リハビリ登山への挑戦

とうとう、やってしまいました。今年の1月に右足の脛骨と腓骨を骨折し、180日のリハビリ期間を終えました。まだ走れない右足に少しずつ負荷をかけようと、リハビリを兼ねて先週も低山に登ったのですが、下山の際に体重を支えるときに痛みが伴うことを確認。それでも、天気予報が好天だったことや、真っ青な八ヶ岳を眺めていたら、「登りたい、アドレナリンを放出したい!」という気持ちが抑えられなくなりました。

八ヶ岳の硫黄岳|茅野市で注文住宅ならエルハウス

初心者に優しい硫黄岳ルートに挑戦!

ということで、一大決心して八ヶ岳へ登ることにしました。
とはいえ、八ヶ岳の中で一番優しいルートを選択。
数々登ってきた経験から「このルートなら大丈夫」という自信はありましたが、登って降りてくるまでの時間(タイム)が少し気にかかっていました。

結果としては、予定タイムより30分以上の余裕をもって下山しましたが、標高差983m、往復距離10.5kmのコースは、下山の後半は気力だけでなんとか降りてきました。泣

「硫黄岳」標高2760m。
この山の頂上はなだらかで広く、爆裂火口を眺めることができます。この硫黄岳は、私が八ヶ岳の魅力に引き込まれたきっかけの山でもあります。
「2年前の硫黄岳のブログ記事」

八ヶ岳の硫黄岳|茅野市で注文住宅ならエルハウス

平日が狙い目!桜平の駐車場事情

桜平に車を駐車しました。
平日だったので20台ほどの駐車がありましたが、これが土日になると駐車場はすぐに満車になります。80台は停められますが、それでも路肩などに溢れてしまうことが多いです。やはり登山は「平日」+「晴れ」の条件がベストですね。
桜平の駐車場のことはこちら「オーレン小屋さんのH Pに」 詳しく説明されています。

桜平|茅野市で注文住宅ならエルハウス

桜平ゲートを抜けてからの登山道は歩きやすいものの、傾斜がきつく、思っていたよりも体力を消耗します。先週の疲れが足に残っているのか、それとも全身に堪えているのか、バテ気味で「今日は無理かも」と思い始め、どこで引き返そうかと考えるほどでした。

八ヶ岳の硫黄岳|茅野市で注文住宅ならエルハウス

八ヶ岳の硫黄岳|茅野市で注文住宅ならエルハウス

夏沢鉱泉までの道のりと次の決断

とりあえず、目標を30分先の夏沢鉱泉に定め、幅広い登山道を目一杯に使ってジグザグに登りました。やっとの思いで夏沢鉱泉に到着し、ここで休もうかと考えましたが、引き返すなら次のオーレン小屋で帰ろうかと思いながら、さらに40分先のオーレン小屋を目指しました。

八ヶ岳の硫黄岳|茅野市で注文住宅ならエルハウス

夏沢鉱泉を過ぎると、景色は一気に変わり、樹林帯の中に入って「これぞ登山道」といった雰囲気に包まれます。それもそのはず、夏沢鉱泉までは宿泊者が車で送迎されるため、道の雰囲気が異なるのです。

八ヶ岳の硫黄岳|茅野市で注文住宅ならエルハウス

樹林帯に入ると、おーこれこれ。苔の森が迎えてくれます。
早速、綺麗に透き通った川、緑色の苔に覆われた岩、木々。神秘な世界が迎えてくれます。
八ヶ岳の硫黄岳|茅野市で注文住宅ならエルハウス

八ヶ岳の硫黄岳|茅野市で注文住宅ならエルハウス

ジグザグに標高を上げる道のりとオーレン小屋の到着

ジグザグに蛇行しながら徐々に標高を上げていきますが、それにしてもしんどい道のりです。
正直、オーレン小屋で終わりにしようかと考え始めました。

やがて、少し平坦な道になると、ペースを上げてみるものの、足の重さと身体のだるさが抜けません。それでも、どうにかオーレン小屋が見えてきた時には、ホッと一安心しました。

八ヶ岳の硫黄岳|茅野市で注文住宅ならエルハウス
(小屋の右上が硫黄岳です)

さて、オーレン小屋で昼食タイム。
横の方が食べる、ボルシチのシチューが美味しそう。でも、おにぎりで我慢。
ここで作戦タイムというか、工程時間を確認します。あ!予定時間です。

オーレン小屋|茅野市で注文住宅ならエルハウス

夏沢峠まで行ってみよう!

おや?予定より30分も早く進んでいることに気付きました。
これなら次のポイント、夏沢峠まで行ってみようかと決意。ここからは20分ほどの距離です。

オーレン小屋で登山靴を履き直すと、紐が緩んでいたためか歩くのがしんどかったのだと感じました。糖分不足もあったのかもしれません。15分ほど昼食を済ませ、気を取り直して再出発しました。

八ヶ岳の硫黄岳|茅野市で注文住宅ならエルハウス

あら、結構調子がいいぞ。
しかし、20分は思ったより長いなあと思いながら、岩がごつごつした道を慎重に進みます。
樹林帯が開けると、目の前には佐久平が一望できる夏沢峠が広がっていました。
「やっほー」と叫びたい気持ちを抑えつつ、これが見たかったんだよと心の中で叫びました。

八ヶ岳の硫黄岳|茅野市で注文住宅ならエルハウス

八ヶ岳の硫黄岳|茅野市で注文住宅ならエルハウス

八ヶ岳の硫黄岳|茅野市で注文住宅ならエルハウス

木々の紅葉が微妙な具合で進行しているように見えます。上を見上げると、そびえ立つ硫黄岳が目に飛び込んできました。休憩中の登山者と少し会話を交わし、「これから行くんですか?」と尋ねられ、「あー、うん、そうですね」と答えました。「ここから1時間くらいですか?」と聞くと、「そうですね、でも上が見えてからがなかなか着かないよ」との返答。

なるほど、そうだよなと思いながら、ここで引き返す予定だったはずでは?と心の中で思いましたが、30分のアドバンテージがあるし、脚や身体も登り始めに比べてだいぶ慣れてきました。ということで、アドレナリンがどんどん放出され、さらに進む決意を固めました。今日はここまでが挑戦の記録。続きは次回に。

八ヶ岳の硫黄岳|茅野市で注文住宅ならエルハウス

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